さてコロナ陽性者数も何だかわからん内に激減して
狐につままれた気分ではないでしょうか
かといって
「よっしゃ遊びに出かけるぜ」
「飲みに繰り出すぜ」
という発想にはならない今日この頃
 
どうやら長い間のこの生活で
すっかり慣らされてしまい
そういう選択肢自体が出てこない
といった感じでしょうか
 
埃を被った選択肢を引っ張り出して
少しずつ行動に移してみようかなと
 
「コロナが落ち着いたら絶対行くぞ」
と思っていた地方の鳥料理店が閉業してました
炙りレアレバーをもう一度食べたかったな
哀しい
 
 
さてこのギターは
作曲等の雑多用ギターなのですが
自作のワックスで磨いたものです
なかなか艶かしい輝きを放っています 
カルナバ蝋というヤシの葉から取れるものがあり
皮膜の保護や艶出しの効果があります
その粉末をシリコンで濾した物を洗車コーティング剤として使用しています
めっちゃボディがテカって重宝してるのですが
濾した後のカルナバ蝋を更に有効利用しようと
天然ワックスの自作をしてみる事にしました
天然カルナバワックスは
家具等の保護用に販売されていたり
カーワックスとしてもあります
所謂量販店にある石油系のカーワックスとは違い
エレガントな車に用いられる製品で価格もエレガントに
万単位から最高級は150万円とかするものもあるらしく
かなり沼感がありまする
 
まあ対象に優しい成分で強い保護効果とカルナバならではな艶
という事だと思います
 
私のビンテージ用天然ワックスも蜜蝋だし
根本は同じようなワックスですな
 
 材料は
・カルナバ蝋
・乾性油
・不乾性油
・乳化ワックス
 
手近に入るもので乾性油をアマニ油
不乾性油をココナツ由来のMCTオイルにしました
 
配合率が重要なようで
カルナバ比率が高すぎるとカチカチになるようです
先出した高級カーワックスも
「指で温めながら溶かしボディに手塗りする」
方法もあるらしいです
めんどくさそうです
 
素人の限度は30%位らしいので
・カルナバ蝋  3割強
・乾性油   5割弱
・不乾性油  2割弱
・乳化ワックス ちょっと
 
これで85℃前後で湯煎をし
溶かしながら攪拌
溶け切った所で冷凍庫で急速に冷まします
 
出来上がったワックスは硬さも程よく
指で溶かさなくとも使えそうです
家のダイニングテーブルに使用してみると
しっとりとした艶が出てとても良いです
勿論水も弾きます
 
 
では、と
スタジオロビーのテーブルにも施工
見違える様にテカテカになりました
「けどどうせ誰も気付かねぇんだろな」
と思っていましたが
 
一名気づいた人がいて
ちょっと溜飲が下がりました。