さて明日はScars Borough企画イベント「A」@渋谷チェルシーホテルでございます

是非遊びに来て下さい

私はそれに向けての愛機1956 lespaul jrのメンテ中

久々にマジマジと見つめてみると、ボディーの塗装の剥がれが更に増してる

左側なんぞほとんど木丸出し状態だ

20年前に買った時は、クラックは入りまくってはいたものの塗装の剥がれは殆ど無かったのだがなあ

正に実践使用の歴史の証しである

私としては誇らしさすら感じるこの姿ではあるが

一般の人はどう見るのであろうか

今ではワシントン条約に引っかかりまくっている木材で出来ている名器なのだがだが
ボロボロのガラクタみたいな認識となるのだろうか

例えば、ご主人が突然100万円近くはたいてこのギターを買ってきたら奥様は気が狂ったとでも思うかもしれん

先日、気になっていたラーメン屋に行ってきた

写真で見たそのものは黒い透き通った醤油ベースで私の好みだったのである

いざ店の前に到着するや否やゴチャゴチャの狭い汚い厨房が道路から丸見え
開けっ放しの店内は5席カウンターのみしかも狭い

本当にここ?
と思いつつ3畳くらいしか無い店に入ると、オヤジが1人ラーメンをすすっている

カウンターの向こうには誰も居ず、ひょっとしてこの喰っているオヤジがもしや店主?
と思ったがどうやら違うふう

どうしていいか分からずにただ座っていると3分位してから悪びれた素振りもなく店主登場

注文して店主が調理開始するも、1m位しか無い店内の幅なので、俺と目の前で調理する店主の距離が近い、近過ぎる

距離的には確実に友達以上恋人未満な距離である

おまけにガタイも顔も大きいので目の前のプレッシャーは計り知れ無い

目を下にやると黒いシャツは汚れだらけ

開けっ放しの厨房と店内で、もし今ゴキブライズされた方が出て来ようものなら確実に心が崩壊しそうだ

心を殺してただひたすらカウンターのメニューだけを見つめている内にラーメン着丼

訝しげに食してみるとこれが素晴らしい

初めは濃いめに感じるが、食べる都度にスッキリとしたスープ
加水少なめの縮れ麺は手作りか?が絡み合う
甘く旨味が迸る柔らかいチャーシュー
堂々の私的ランキング第1位である

遠方だが、またすぐ食べたい
しかし暑い時期には行きたく無い
ゴキブライジングサンが出てきたら幻滅してしまいそうだ

店主には開き直らずに店内の清潔感の向上に努めて頂きたい

ボロボロだが味は絶品
ボロボロだが音は絶品
とは違うのだ

ちなみに俺のギターは不潔では無い。