さて今週24日はいよいよ渋谷でのライブですが
我々スカボロはそれに向けリハーサルに入っておりました 

クソ暑い中スタジオへと機材を運び
いそいそとセッティングを行っていると

マーシャルのヘッドアンプの電源コンセントが千切れて断線しているのを発見

以前から心もとない感たっぷりだったコンセント部、ついにいっちゃったのね、という感じ

長年連れ添っているこのマーシャルヘッドだが、このコンセント部には違和感を感じていた

よくあるマーシャルの電源部は、3芯のコンセントケーブルを接続する脱着式なのだが
俺のはケーブルから本体に付いている一体式である

年代の違いでなのだろうが俺はよくは知らん

しかも100Wもの轟音を響かせる英国の化け物のくせに
コンセントケーブルからは昭和の純和風の趣きすら漂わせている

その姿は子供の頃見たコタツのコンセントの如くである

おそらく過去の所有者によってケーブルの交換が行われたと思われる


何故所有者の私がこんなフワフワとした解説をしているかというと



実はこのマーシャルは私の物では無い


本当の所有者は織田哲郎氏である



THE TRANSFORMER始動時にマーシャルを使ってみたい、と借りて以来
18年近く使用している

それって借りパクじゃん、と思われそうだが、実は違う


織田さんと私の中で
お寿司をおごって貰える権利

通称「お寿司券」

というのが59回分残っており

「マーシャルヘッドをお寿司券50回分でどうでしょう?」

と契約が交わされているのである

これにより私は好きなだけこのマーシャルを借り続けていられているのだ


さてこのコンセント、折角なので医療用のゴツいやつに変えてやろうかと思ったが
よくよく考えてみたらギチギチなハードケースに収まらなくなってしまう

やむなく現状のこたつコンセントのまま修理するしかなく
圧着端子を購入し、修理完了


こたつマーシャル健在、である


しかしお寿司券が59と半端な数と思われたかもしれんが
実際にお寿司屋さんでご馳走になった事があるからである
あのお寿司を50回となると
マーシャルヘッドが何台買えるのだろう?とも想像するがまあよい



ちなみに今使用しているマーシャルのキャビと各ハードケースの元所有者は
「MINAKO wth Wild cats」のHARUMIさんらしい

何故所有者の私がこんなフワフワとした解説をしているかというと(以下略)
IMG_0172