時は平成12年、私は滋賀縣に住んでゐた。
ある日、呼び鈴が鳴り扉を開けると新聞屋だつた。
新聞を1か月讀むならこれをあげるよ、
と券を見せられた。
ビール券を初めて手にした瞬間である。
何となく新聞を讀んでゐた。
私は、ふと思ひ出した。
「ビール券を使つてみやう。」
近くのスーパーにある酒屋に行き、
確かキリンのラガー(だつたと思ふ)を取りビール券を出した。
店員が「お釣りはでえへんよ。」と言つたのを覺えてゐる。
私は小錢を追加し、もう1本購入した。
無料で飲めたのだから、大事に少しづつ飲んだ。
その後私は新聞を解約したが、
時間が經ちまた誘ひがあり新聞を契約する事となつた。
その頃はビール劵ではなく、何だつただらう、思ひ出せぬ。
滋賀縣に住んでゐた時はよく新聞の誘ひがあつた。
月3,500圓位だつたかな。
時は流れ、令和7年。
新聞の契約が激減しているといふ。
就職の爲に「學生は新聞を讀むべきだ」と言つても、
現實學生は讀まないだらうな。
どうする新聞。
私が今の學生だつたら、玄關で景品を見せられたら
やつぱり契約してしまふだらうな‥‥。
弱いから。
お酒飲みたいから。
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※ビール劵・清酒劵には有効期限がございます!











