PTSD.info PTSDセルフチェック アゴラフォビア(広場恐怖、外出恐怖症)のチェック | 到達不能極からの發信

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PTSD.info  PTSDセルフチェック  アゴラフォビア(広場恐怖、外出恐怖症)のチェック

 

(引用始め)

 

PTSDの症状を、ひとつに定義するのは難しいとされています。 人によって体験した出来事や、すでに持っていた悩みやトラウマなどが異なっているからです。 

一般にPTSDそのものの症状としては、感情が死んだようになる、心が死んでしまったようになる、フラッシュバックや悪夢を見る、時間の感覚や将来への展望がもてなくなる、愛情を感じられなくなる、気分の変化が激しくなる、等があげられます。 

そして、そのような症状によって、あらゆる次の症状が導き出されてゆくのです。 ある人は、死んだような心を解き放つためにアルコールに依存してゆくかもしれません。 またある人は、強烈なトラウマから、アゴラフォビアになるかもしれません。ここではこのような、PTSDに関連する病気を説明してゆきます。

PTSDになると、不安神経症の一部である、アゴラフォビアをおこすケースがあります。
あなたがアゴラフォビアにかかっているかどうかをチェックしてみましょう。

下記の質問に答えてみてください。

 

アゴラフォビアのチェックリスト

あてはまる項目には、左の空白にチェックを入れてください。

 

家から外に全く出られないので生活に支障がある。 仕事や学校をやめた

 

人混みやレストラン、デパート等で、くらくらしたり、心臓がどきどきしたり、体がふるえたり、吐き気を感じ、倒れそうになったり、その場から逃げ帰ってきたことがある。

 

飲み会、パーティ、合コン等の社交活動から遠ざかっている。

 

一人でレストラン、喫茶店などで食事をすることができない。

 

人がたくさん集まる場所などでの待ち合わせが、大嫌いになった。

 

家から外に出るのがおっくうで、1週間以上家に閉じこもっている。

 

何個チェックがつきましたか?

個以上のチェックがついた

3つ以上チェックがついた人は、アゴラフォビア(広場、外出恐怖症)の傾向が強いかもしれません。特に最初の質問にチェックが付いた人は、生活に問題が出始めているので、カウンセリングが必要だと思われます。アゴラフォビアは、深刻な病気です。必ず専門医を訪ねてください。

軽症の場合は、ベンゾダイアゼパン系の精神安定剤を、重症の場合には、SSRI、ドグマチール、レキソタンなどの抗不安剤が処方されます。

解説

アゴラフォビアはなぜ起こる?

アゴラフォビアとは、日本語で直訳すると広場恐怖症。 簡単に言うと、人がたくさんいる場所恐怖症、混雑恐怖症、外出恐怖症、といった感じになるでしょう。 また、この病気は不安神経症の一部と見なされることもあります。

誰でも満員電車に乗っていると気分が悪くなるし、混んだデパートに行くといらいらしたり、人の多い渋谷などへ行って疲れたりすることはあるでしょう。 ここで言う、広場恐怖症とは通常のこのような「嫌だ」という気持ちとは違います。

精神障害としての広場恐怖症は、いくら努力して外出しようとしても、体が拒否してしまうのです。 どんなにコンビニで食べ物を買って来たくても、部屋を一歩出ると、めまいがしたり、吐き気がしたり、失神しそうになったりして無事に一歩も歩けなかったりすることをさします。 ですから、ただの「ヲタク」や「軽いひきこもり」とは違うのです。 

同じように、人のいる場所に限って発作がおこる場合もあります。 外出はできるけれど混んだデパートに入ると発作がおこる、人の多い交差点で発作がおこる、満員電車でめまいがしてしゃがみこんでしまう、自分の車から一歩も出られない、等も広場恐怖症となります。 

この症状は、不安神経症のパニック障害から発生することが多いので、アゴラフォビアは不安神経症の一部と見なされています。たいがいの人は、まずパニック・アタックを経験し、そのおそれから外出できなくなり、ついには全く外に出られない、という経過をたどるからです。

この病気の症状を知るには、シガニー・ウィーバー主演の映画「Copy Cat」(コピーキャット)が参考になるでしょう。 ちなみにCopyCatとは、アメリカの言い回しで、日本語で言う「人まねこざる」のような感じかな。

それでは、アゴラフォビアの例として、不安神経症からアゴラフォビアにまでなってしまった、Aimeeの体験を紹介します。

監禁された後のAimeeの場合

一番はじめにパニック・アタック、発作を経験したのは、先ほども言ったようにカフェの中でした。 そのあと、通学の電車の中、混雑した会議の会場、ショッピング・センターなどでも同じ様な発作が起こるようになってしまいました。

 

手持ちの医学書を見てみたら、「脳腫瘍」の症状に当てはまるものが多く、発作のあとに急に発熱することもあったので心配になりました。 そんな時、バス停で発作を起こし、そのまま失神して、近くの病院に運ばれて検査をすることになりました。その結果「体には異常がない」と言われたので、そのままほおっておいたのですが、発作はひどくなるばかり。

 

ついには車から一歩も出られなくなってしまいました。 自宅から車庫までは、通路が続いていたので、車に乗るのは問題がないのですが、車から外に出るとすぐに発作が起こるのです。当然買い物もできず、一人暮らしだったため頼むことも出来ず、最後には小麦粉を食べていました。生活に支障が出てきたため、思いきって精神科のドアをたたいたのです。

 

Aimeeは、誘拐、監禁というトラウマをかかえていたことと、数年前にレイプされ、又、友人の自殺の現場を見てしまった等の他のトラウマも抱え込んでいたため、このようにたくさんの症状を抱え込むことになってしまいました。 

Aimeeの「何でも自分で解決する」「他人に自分のプライベートなことは話さない」という性格と、アイダホ州の田舎から、サンフランシスコの都会に出てきたばかりで、身近に話をきいてくれる友達が少なかったという環境も手伝って、トラウマはひとつも解決されずに残ってしまっていたみたいです。

 

Aimeeは、いまでも人ごみに出たりすると、パニック発作を起こしてしまいます。でも、薬と治療のお陰で、外出恐怖は多少克服しました。

きついことを言うようですが、外出恐怖を克服するには、人に頼ってはいけません。「自分で自分の面倒位はみていかないといけないな」、と決意したときに、パニックを起こしながらも街を歩けるようになります。

とは言っても、もちろん、薬の助けが必要です。最初の一歩、はとても辛いものですから、薬を飲みながらすこしずつ体を慣らしてゆくしかありません。ですから、アゴラフォビアになってしまったら、必ず専門医にかかってください。ここで頼っていいのは、人間ではありません。薬なのです。

あなたは、何個ついてしまいましたか?

3つ以上チェックが付いてしまった人は、アゴラフォビアを持っているようです。すぐに、専門医を訪ねてください。

(引用終り)