大翔:永徳ですか?
悠真:どうした、不安そうな顔をして。
大翔:実は僕も一十史もあいつのせいで失敗したんですよ。
悠真:じゃあ、律も気を付けてね。
律:はい。
こうして会議は終わった。
<数日後>
永徳と莉帆、樹はいつもどうり話をしていた。
そこに突然、健太が話しかけてきた。
健太:最近君たちで話す機会が増えたね。
永徳:確かに。
樹:まあ、僕と莉帆はなんだかんだで永徳に助けてもらったからね。
健太:そこで、僕も仲間に入れてくれたりしないかな~何て思ったりしてさ~。
永徳:いいよ。大歓迎だよ。
健太:うれしいな~。
樹も莉帆も、笑顔で出迎えてくれた。
健太:いきなりなんだけどさ~~僕たち四人で後期の学級委員をやらない?
樹:どうして?
健太:どうせ僕たち四人は永遠の仲なんだからさ、もっと絆を深めようと思って。
健太:いいかな?
永徳:僕たちはいいけど、、、。
健太:どうしたの?
莉帆:永徳は全員が選ばれるか心配してるの?
健太:何とかなるさ。
<後期の学級委員決めの本番>
先生:では心の準備はいいですか?では後期の学級委員をやってくれる人?
莉帆・樹・永徳・健太は手をすぐに上げた。
先生:後一人誰かお願いします。
律:僕、やってもいいですよ。
先生:では律さんも後期の学級委員としてお願いします。
永徳:(「D・N」の一人か~。しかも頭もいいし学級委員にはなくてはならない存在だけど、よけいだな~)
永徳は何かひどいことでも言われるんじゃないかな~なんて心配していた。
またこの学校はリーダーの男女比は関係なかった。
先生:ではこの学級委員でいいよと言う人は大きな拍手を。
クラスのみんなは大きな拍手をした。
先生:では、新たな学級委員に目標や実行したいことなどを言ってもらいましょう。まずは永徳さんから。
永徳:はい。僕は初めてのリーダーをするのでうまくまとめられるか、心配なんですけど常に全力でクラスをまとめて行こうと思うので僕に協力をお願いします。
クラスのみんなは拍手をした。
次は莉帆なので返事を言って目標を言った。
莉帆:私はこのクラスを仲の良い雰囲気とするのが主な目標としてそれに行動だとか、時間だとかそう言う細かい部分も取り入れ完璧に近いクラスにできたらな~と思うので私に協力をお願いします。
永徳と同じく拍手でいっぱいになった。
樹も健太も目標を言い終わり残すは律だった。
先生では律さん。
律:はい。僕は何回もリーダー経験をしてきたので、新たに自分の目標を作り、もちろんクラスの目標も作りました。まず自分の目標はクラスの手本となる行動で自分が人に言える立場の権利を獲得すること。続いてクラスの目標は温故知新と言うキーワードに沿って学級を良い方向に進めることです。
具体的に、どうするかと言うと一か月に一回アンケートを配りこの制度は残した方がいいのかそれとも悪いのかなど各自で一つきめその判断をお願いします。
それをもとに我々が判断するので。
少し面倒だな~と思う人もいるかもしれません。けど考えて下さい立った二分や三分でクラスがより良い方向に進むのはかなりいいことですよね。それくらい僕は必死にクラスをよくしたいと思ってるので僕に協力をお願いします。
今まで以上に大きな拍手がなった。