ミッシング | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

吉田恵輔監督・脚本

石原さとみ主演、青木崇高、中村倫也ほか


7歳の娘美羽が行方不明になり、人々に助けを

求めるほどバッシングを受ける夫婦の姿。

報道としてなんとか美羽さんを見つけ出したいと

奮闘する地方テレビ局のディレクター。

三ヶ月が経過し、人々の関心は薄れて

警察も新たな手がかりがないため動きが鈍い


母親は事件当日、美羽を弟に預けて

男性アイドルグループのライブに行っていた

そのことが育児放棄だのバッシングのネタに。

弟は過去にいじめられた経験から

職場をはじめ世間と接するのが苦手。

三ヶ月前の事件をインタビューで話すことに

抵抗を感じているのか、非協力的に映り、

犯人ではないかとネットで炎上する。


感想とネタバレ

結局犯人はわからず、美羽の安否もわからない

美羽と同い年で誘拐されたさくらのことが

解決してそのことはよかったのだが、

終始重く苦しい作品だった。

人が繊細に演出されていて見応えあるのだが

この物語で描かれるのが誹謗中傷について

メインにえがかれていて

見始めたときと見終わった時の感覚が

さほど変わらない。

それでも良いとは思うが

個人の好みとしては少し物足りなかった。

実際その立場になったらそれしかないかも

しれないのだが、チラシを配る、ネットを見る

以外にももっと何が足りないかを

模索する気もする。

大切なものを失うかの一刻を争う事態だから。

それでも見応えのあるシーンはたくさんあったので、名作には変わらないとは思う