ネクストゴールウィンズ | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

タイカワイティティ監督

マイケルファスペンダー主演、オスカーナイトリー、エリザベスモスほか


この映画は実話に基づいています。

日本人アスリートが今では世界中で

活躍しています。

特にサッカーでは数多くの選手が

様々な国で活躍しています。

そんなときふと思いました。

世界で一番サッカーを楽しんでいる国は

どこなんだろう


アメリカ領サモアという国があります。

みんなが知っているサモアという国とは

別の国で、本当に小さな島国です。

FIFAランキング最下位だった当時、

0vs31という不名誉な記録を残しました。

FIFAブラジルW杯予選で初勝利を目指そう!

そのために新任コーチを招きます

しかし誰もが断ります。

暴れっぽい性格でアメリカを追われた

トーマスロンゲンはアメリカサッカー協会から

無理やり斡旋され渋々受けることになりました


アメリカ領サモアのことをよく知らない彼は

空港で受けたインタビューで初勝利を約束します

しかし島の人々は笑います

私たちが目指すのは初得点だ、と。


感想とネタバレ

私たちは勘違いしがちですが、

環境に生かされています。何かを成し遂げる

人々ももちろんいますが、全て初志貫徹を

実行できるわけではない。

まず環境や状況を受け入れて、目指すところへ

少しずつ変えていくしかない。

主人公トーマスのイライラはすごくわかります

一方で、自分がした失敗が彼の断れない境遇に

陥ったわけで、自業自得とみる人もいるかも

しれません(この作品をみようとした時点で

そういう方はいないかもしれませんが)


人ってみんな失敗する前提でもあるべきと

思います。私もうまくいかない、こんなはずじゃ

ないって環境に陥ったときはたくさんあります

今も年老いていくとその連続です。

こんな人生はやく終わってほしいと思いながら

今も働いています。

うまくいかないのは環境のせいにして、

トライし続けるのは人と接することで自分が

変化する実験と捉えています。(このあたりは

コロコロ変わります)


本作は少林サッカーほどではありませんが

個性的な選手たちが登場します。

試合前日に、試合に勝てなければFIFAから

協会認定の取り消しを告げられたりします。

アメリカ領サモアの美しい自然、海

島の人たちの笑顔

この作品は一生忘れないひとつになりそうです