マッチング | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

内田英治監督、宍戸英紀共同脚本

土屋太鳳主演、佐久間大介、杉本哲太、

金子ノブアキほか


マッチングアプリで結婚したカップルが

惨殺される連続殺人事件が発生。

そんなことも知らずにウエディングプランナーの

りんかはマッチングアプリにハマっていく…


ネタバレします

本作は「ミッドナイトスワン」の内田監督に

よるオリジナル作品。

事件や事故で亡くなった身寄りのない方の

部屋を清掃する特殊清掃人のストーカー。

25年前に失踪した母親。

ツーショットチャットを通じて浮気した父。

はい、ミステリーですよという空気を

巻きすぎていてなかなかでした。

伏線がはられていて最後まで二転三転します

ただ、細かいところにちょっとなというのが

いくつかあったのが残念です。


例えば、父親が不審な電話に出て、

茫然自失しているところに娘が帰ってくる

シーンがあるのですが、

その前の日も変な電話が夜中にかかってきて

翌朝までひきずってたシーンがあるので

またかかってきたとしたら

みかんは食べないでしょ。しかも二つも。

あえてあそこのシーンで残した意味も不明。


食欲といえば父娘ふたりとも食欲なくて

2人とも残すシーンありますが、

普通それなら料理減らすやろって。


ストーカーに襲われる恐怖の人が

ひょいひょい怪しいマンションに行きすぎ。

そこで襲われても、観客としては

やっぱりね、としかならないですよね。


奥さんと小さい娘のいるところで

出会い系チャットをやってるシーンも

よくわからんし、そのあとストーカー化した

相手に怯えてる表情とかその場でしないでしょ

普通「どうしたの?」って必ず奥さんだったら

聞くと思うんだけど。


そして…土屋太鳳さんに頼りすぎ。

悲鳴あげるシーンが不自然に多くて

いろんなバリエーションをつけようという

彼女の誠実さが、少し変な感じに映ってました

友人のマンションにて、の叫びかたは

ちょっとふざけてんのかなってくらいの域


クリオネの捕食習性とかあるあるばかりで

申し訳ないけど、

日本の似たようなジャンルの

あるあるばかりだったので

クラシック音楽をスローモーションで

聞いているようなもどかしさがありました

ポスタービジュアルとか雰囲気あって

楽しみだった分、少し予想外でした。