@吉祥寺プラザ最終日 君たちはどう生きるか(2回目) | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

昨日、吉祥寺プラザが閉館した。


君たちはどう生きるかの,感想を先に。

結局戦争の時代の話で

母親が3年前に亡くなり、

父親が母親の妹を妊娠させ再婚し

疎開する。

父親の家は金持ち。

敷地内に不思議な塔をみつけた少年は

そこでさまざまな冒険に巻き込まれていく話

なんだかよくわからないけど

金持ちの話でどうでもよくて、

男はいつまでも馬鹿で弱くて

女は賢くて強いという相変わらずの構図

菅田将暉の声の作り方はうまいなと思いつつ

演出が古いのでもう宮崎駿は限界でしょと

改めて思いました

古いものを全て否定してません


というわけで吉祥寺プラザさんは

この日を持って閉館となりました。

劇場の馴染みの方がスタッフさんと話していて

「終わりになっちゃったよー」と

努めて?明るく会話するのが聞こえ

感慨深い気持ちになりました

劇場内を残したいと一般の方が

パシャパシャ撮影してるやつがいたけど

明らかに単体(知らない人)を

声かけもなく撮影してるのは浅ましい。

本当に劇場常連さんはそんなことをしないと

勝手に思いました。


ひどいことを言えば、結局最終日で

お客さんがたくさん来ていたとはいえ

私の回は満席ではありませんでした。

とても素敵な劇場で無くなるのは悲しく

日本の貴重な財産が失われるソワソワした

気持ちになりましたけど、

老朽化で建て直しをするほど採算が取れない

ということでの閉館だそうです。


吉祥寺には映画館が三つあるそうで

そのうちの一つがなくなりました。

時代の流れと言い切ればそうかもしれませんが

また心に少し隙間風が吹いた気がしました。