どうする家康 | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

今日最終回を迎えた。

古沢良太脚本松本潤主演


フィナーレはとても感慨深いものだった。

決断を常に迫られるがヘタレな家康。

しかし仲間に家臣に慕われ解決していく

安寧の世を実現することを信念として

ときには嫌われ者のフルタヌキに徹し

孤独な天下を手に入れる。

最愛の妻を失ったことが彼を強く

そして辛い人生を背負わせるというのは

暗澹たる現代にリーダーシップをとることの

孤独さ虚無感を見事に描いていた。


私事だが今年は特にポンコツで

責任者を押し付けられ二度と逃げた。

なかなかのダメ野郎だと自覚している。

同時に、周りから想像のつかない

孤独や精神的な追い詰められる経験を

踏むことができた。

最終回を迎えて、同志を失ったようで

家康ロスをくらっている。


新しいことが始まるには、

今あるものを失う。

失うものが大きければ大きいほど

新しい大きな明るい未来が待っていると

私は信じている。


今年もあと二週間。どんどん失うものが

出てくると感じる。寂しくて辛くて。

来年も今年と同じ長さで大切なもの。

来年に期待するわけではなくて

同じように今を大切に生きていく。

感謝を忘れないこと、とよくいわれるが

一つには、今を大切にする、しっかり

今を噛み締めることなんじゃないかと

最近感じる。


何も起きない今をしっかり踏み締めて

見つめて過ごしていこう。

なんか心を揺さぶるとても良い作品を

一年通じて出会えた気がした。