英勉監督
北村匠海主演
前回の作品でドラケンの命を守り
未来を変えたタケミチ
しかしまたヒナタが何者かによって
殺されてしまう。
卍会創設メンバーの場地との関係も
ヒビが入り、一虎と確執の過去
キサキ、ハンマなど絡んできて…
というお話。
原作があるので面白いのだが
この英監督の演出で笑ったことは
私はほぼない。
何が人を楽しませるかとかを
センスとしてわかってない監督なんだと思う
衣装や美術から作品の世界観は再現されてるし
なんとなく形にはなってるのだが、
なんか物語にテンポがないというか
とにかく乗っていけない。
役者さんたちはみんな素晴らしい
しかし、ちょっと作品に寄せずきているのか
コスプレ動画の印象が強くなりすぎて
役者さんの演技力が阻害されている
部分もあると思う。
やはり監督って大事かな。
ところどころおかしいところもあって
例えばヒナタが死ぬシーンも
なぜ足が動かないともう助からないと
決めつけているのか謎だったので
少し引っかかったのだが
何度もその動かない足のカットが
繰り返されるので余計に粗が目立つ。
人気原作で、フジテレビが作っているから
役者はみんな出たいだろうし、
そういう作品作りの目線は気にならない
のだろう。
クローズは名作だった。
もしこの作品を三池崇史監督が作ってたら
また違う作品になったとは思う。
セリフのワードセンスも
かっこよさ感じないし
コミカルな感じで笑うところも無し。
後編みるとは思う。
損したまでは思わない。
ただ、映画と言われると
まあ普通。
今の日本映画界を象徴している
こういう作品が成功に含まれるから
どんどん海外から置いていかれるんだね
