ブリグズビーベアー | 映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ

映画のためになるべく映画館で見ます
リピートも大切な要素なので2回目以降の
感想も記載しています。
とはいえ物忘れが激しい自分のための備忘録
偏った稚拙な表現をお許しください。

25年前子どもの誘拐事件が発生

犯人は、その子どもに架空の子供番組

「ブリグズビーベアー」を作り続け

子どもは毎週そのビデオテープが楽しみだった


事件が発覚し、犯人は逮捕。

実の子どもを25年ぶりに向かい入れた

家族たち。その代償はとても大きかった。


やがれジェームズは今度は自分の手で

ブリグズビーベアーを撮影すると画策する

彼を応援して支える周りの人物たちか

暖かくて実に素晴らしい


かつて映画館で私はみた作品で

今回はテレビでの視聴だった。

とても人生を描いた作品だと思う

涙が止まらなくなる


思い通りにいかない人生に、

ある度合いを越すと

「なぜ自分にだけ」という怒りは枯れて

「このまま生きている意味はなんだろう」と

虚無感に陥る。

しかし本当の絶望感というのは

相対的にみるものではないため、

不幸な人ほど、底におちた人ほど

どれくらいの深さにいるのかはわからない

そもそも誰よりは不幸度合いがマシだとか

気休め程度でしかないようだ。


慈しむ心

愛する心


希望を持つほど絶望感は深くなる

だけど自分の人生を見失わないためには

この二つの心は離してはいけない。


穴なんてたくさん開いているよ。

もう塞ぐことなんてできなくて

元通りにもできない。

やぶれかぶれでゴールテープを切るために

という覚悟にはまだ距離がありすぎる。


もう少しだけ

もう少しだけ見逃してもらえたら

少し道が拓けそうな気がするんだけどなぁ