いつも読んで頂きありがとうございます。
これまで3回にわたってPMIについてお話ししてきました。
今回は手前どもの話ですが、PMIまで関わるM&Aアドバイザーについてです
第4話
M&Aの相談を受けていると、よく感じることがあります。
それは、「契約までは手厚いが、その後はいない」という現実です。
- 基本合意
- デューデリジェンス
- 最終合意契約(SPA) クロージング
ここまでは、アドバイザーが関与します。
しかしPMI(統合)まで伴走するアドバイザーは、驚くほど少ないのが現状です。
なぜ、PMIまでやらないのか?
理由はいくつかありますが、本質はシンプルです。
「難しいわりに、評価されにくい」から
PMIは、
- 正解がない
- 現場に深く入り込む必要がある
- 時間がかかる
にもかかわらず、
成功しても「当たり前」
失敗すると「買収が悪かった」と言われる
つまり、非常に“割に合わない”領域です。
だからこそ、多くのアドバイザーは
「契約まで」を守備範囲にするのが現実です。
アドバイザーとしても手離れが良い仕事をしたいのが本音です。
PMIは別の事業者に任せることもあるでしょう。
でも、本当に価値が出るのはどこか
ここははっきり言い切っていいと思います。
価値が出るのは、PMIです。
- 組織が安定する:スタッフが定着する
- 患者数が維持・成長
- 買収価額よりも利益を得る(黒字だけでは不十分)
これが実現して初めて、
M&Aは「成功」と言えます。
逆に言えば、
どれだけ良い条件で契約しても、
PMIで崩れればすべてが崩れます。
・戦略だけのアドバイザーでは足りない
・現場だけでも足りない
両方に足を突っ込める存在が必要です。
私がPMIまで関わる理由
これは少し個人的な話になりますが、
私はコンサルタントであり医師でもあります。
ですので、
PMIまで関わることが可能となります。
まとめ
M&Aは「始まり」でしかない
M&Aはゴールではありません。
ここからどう良くしていくか
この両方を実現するために、
PMIというプロセスがあります。