いつも読んで頂きありがとうございます!

 

今回のテーマは、「ハラスメント対策が経営に与えた好影響」です。

 

 

ハラスメント対策のポイントは近々、YouTubeの方でもお話しする予定です。

 

 

ここでは、ハラスメント対策をすることで得られた好影響について触れたいと思います!

 

 

【ハラスメント対策は“コスト”ではなく“投資”です】

 

「ハラスメント対策って、そこまで必要?」

「時間やお金をかける意味あるの?」
 

そんなふうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも実はハラスメント対策は、コストではなく“投資”と捉えるべき取り組みなんです。
 

なぜなら、適切な対策を講じることで、クリニック経営にとって大きなプラスがいくつも生まれるからです。

 

以下に、主な投資利益を列挙します👇

 


✅ 1. スタッフの定着率アップ → 採用コスト削減

 

「安心して働ける職場」には、人は長くとどまります。
ハラスメントの不安がないだけで、離職率はグッと下がる。


結果として、新たに人を探すコストや手間を大きく削減できます!

 

例えば、

看護師 年俸500万円 

人材紹介会社経由 手数料25%

→手数料125万円

 

 

一年で退職してまた採用したなら、

また125万円かかってしまいます!

 

1人の採用でこれですから、対策効果は大きいですよね。

 

すぐに数百万単位のもうけになるわけです。

 


✅ 2. 採用力がアップ → 事業拡大

 

「当院はハラスメント対策を明文化しています」

と求人欄や面接時に伝えると、
それだけで“安心して働ける職場”として認識され、応募の母数が増えます

 

そしてその信頼感は、応募者が「このクリニックに決めよう」と思う理由にもなります。

 

多く採用できれば事業展開もしやすくなります。

 


✅ 3. 加害リスクのある人材をシャットアウト→良い人材が集まる

 

実はこれも大きなポイント。


対策がしっかりしている職場には、ハラスメント傾向のある人が応募をためらうんです。

「相談体制があります」

「指針を設けています」

と明確に伝えることで、
無意識の牽制にもなり、結果として良い人材が集まりやすくなります。

 

入口の時点でリスクのある人間を入れないことが期待できます!

 


✅ 4. 患者満足度も向上する→再診率の向上

 

働くスタッフのストレスが少なければ、患者対応の質は自然と上がります。

この効果はやや曖昧に感じられるかと思いますが、私は肌感覚として実感しています。
だから、ハラスメント対策はスタッフのためだけでなく、患者さんのためにもなるんです。

 


✅ 5. 法的リスクの回避にもつながる→訴訟費用削減

 

ハラスメントによる訴訟、労働基準監督署からの是正勧告——
万が一起きれば、金銭的にも reputational にも大きな損失です。
きちんと対策を整えておけば、こうしたリスクも未然に防げます!

 


✅ 6. M&A時の評価が高くなる→譲渡価格に好影響

 

将来的に事業承継やM&Aを考えているなら、
職場環境が整っていることは「資産価値」になります。
トラブルの少ない組織運営は、買い手からも高く評価されます。

 


 

まとめ

「ハラスメント対策」は、未来への投資。

効果は見えづらいんですが、じわじわ効いてくるのがハラスメント対策です。
 

定着・採用・患者対応・リスク回避・承継価値の向上──
どれを取っても、クリニック経営にとってプラスばかり!

 

 

ハラスメント対策は、

“やるかやらないか”ではなく、“どうやるか”の時代

になっているんです。

 


まずは小さなところからでも、ぜひ試してみてください!