いつも読んでいただきありがとうございます。

 

前回は、分院長先生が抱える悩みについてお話ししました。

今回は視点を変えて、医療法人の理事長やオーナーが抱える課題について触れたいと思います。

 

① 最適な分院長候補が見つからない

診療能力が高い医師はいます。

しかし、

・組織をまとめられる
・スタッフを育成できる
・経営数字を理解できる

医師となると一気に少なくなります。

「優秀な医師」と「優秀な分院長」は必ずしも一致しないというお悩みです。

 

② 結局は理事長が現場から離れられない

分院長へ権限委譲が進めば、理事長は現場の細かな判断ではなく、

・経営戦略
・新規事業開発
・M&A など

に時間を使うべきです。

しかし実際には、

「この判断もあの判断も理事長でないと決められない」

という状態が続き、理事長が現場から離れられないとのことです。

 

③ 組織崩壊のリスクが怖い

分院長雇用でオーナーが恐れているのは売上低下だけではありません。

例えば、

・スタッフ離職の続出
・患者クレーム多発
・院内トラブル勃発

・本院への悪影響、、、

による組織崩壊です。

分院長一人が組織文化に与える影響は大きく、どうしたらよいかと悩んでいます。

 

④ 分院長育成の仕組みがない

多くの医療現場では、

「見て覚えて」

が現実です。それがそのままオーナーと分院長の間でも繰り返されるため、分院長はしっかりとした教育プログラムを受ける機会がありません。

その必要性は感じていても、仕組み化できている法人は多くありません。

 

では、なぜ分院長とオーナーの双方が悩むのでしょうか。

次回はその本質について考えてみます。