改めまして、こんにちは 金田です。
(一度アップしたブログを 間違えて消してしまいましたので 再度 チャレンジさせて頂きます)
いつの間にか暖かいを通り越して 暑い になってしまいました。
急過ぎて身体が中々追い付かないです。
そして案外 足下の方はまだ 冷えが蟠っていたりしますので
ご油断なさらず お気を付け下さい。
この所 季節柄なのか めまいの患者さんが続きましたもので
少し おさらいしてみようかと ‘季節柄’の意味も含めまして。
めまいは漢字で「眩暈」(げんうん) と書くのですが
眩 とは目がくらむ・目の前が暗くなること
暈 とは頭がふらふら・周囲がぐるぐるしたり 自分が揺れ動いて感じること で
この2つは同時に現れることが多いので「眩暈」と総称します。
めまいも 軽いと目を閉じればすぐ治まることもありますが
重いと まるで船や車に乗っているようにふらふらして立っていられない
或いは悪心・嘔吐・発汗を伴って ひどい時は昏倒する場合も。
現代医学的には、めまいは様々な原因から起こるとされています。
(メニエール病・高血圧症・脳血管障害・貧血・自律神経失調症・眼科疾患など)
一方 東洋医学の病名は症状別に見て分類して行くため
どの疾患によるめまいでも 同様に治療対象となります。
東洋医学的なめまいの考え方と治療法としましては
めまいと関係が深い臓器の働きが乱れたために起こると考えます。
ここで言う臓器とは一般的なものと少し違っていまして
それぞれ重要な役割や働きを担っており、且つ相互に影響し合っているのです。
原因となる臓器と それぞれの特徴的な症状を以下に挙げてみます。
肝
「めまいは肝に属す」と言われ、めまいと最も関係が深いのは肝だと考えられています。
東洋医学でいう肝は、肝臓機能の働きだけではなく
自律神経の働きを調整して全身の血液循環をコントロールしています。
血流や筋肉の働きも管理していますから更年期や肩こり等も肝が関わってきます。
目や神経の使いすぎ・ストレス・寝不足・過剰な興奮 等は肝を消耗させる事になり
結果として自律神経の働きが乱れ めまいの症状を起こします。
従って、肝と関係のあるツボがよくめまいの治療で用いられます。
腎
「腎は耳に開竅する」と言われ、耳は腎とも深い関係が有ります。
東洋医学でいう腎は 泌尿器としてだけでなく
内分泌(ホルモン)・免疫・生殖能力・骨や歯・耳・髪・腰・ノド等と関係しています。
発育・成長・老化と深く関わりますので、年齢と共に腎の機能は低下していきます。
また摂取した食物を栄養として吸収出来ないことによっても 同様に低下してしまいます。
これが「腎虚」と呼ばれる状態で
骨や歯は弱くなり、尿の出方・生殖能力も弱まり
耳鳴りや難聴が起き易くなります。
脳髄を充分に栄養できなかったり 耳の内耳の平衡器官が障害されると めまいが起こります。
脾(胃)
これも脾臓ということでなく、現代で言うと胃に近い 消化の要となる臓器で
「痰無くしてめまい起こらず」と言われるのですが
この‘痰’とは、食事の不摂生 (油っこい食べ物・甘い物の食べ過ぎ、冷たい物の飲み過ぎ等) や
過度の飲酒によって脾から生じる 粘度のある体内の水分のことで
これが頭部に滞ることで めまいを引き起こすのです。
また先程の肝とも関わりが深く それぞれの不調が影響しあって めまいを引き起こしてしまったりもします。
ごくごくざっと並べてみましたが
これらは各々めまい以外に付随する症状があって
それによって原因となる臓器を判断したり治療の手掛かりとしたりします。
例えば
肝 でしたら頭痛や目の充血・イライラ・不眠・口の中が苦いと感じたりして
温まると悪化し ストレスによって誘発されたりします。
腎 ですと耳鳴りを伴い・難聴・足腰のだるさ・のぼせ易い・寝汗などで
夕方になると悪化し 熟睡出来ると軽減します。
脾(胃) では回転性で頭重感や浮遊感があり・食欲減退・胃のつかえ・易疲労・足の冷え・胸苦しさなどがあり
食後眠くなったり 低気圧や飲酒で誘発され 入浴・運動など発汗によって軽くなったりします。
鍼灸であれば こんな複数ある症状でも元になっている臓器を元気にしてあげれば
改善することが出来るんです。
それぞれの症状で別々の病院にかかったり
薬を色々飲まなきゃいけなかったり なんて煩わしさもありません。
効率良いと思いませんか?
断然お薦め致します。
今月から 興味はあるけど色々不安で鍼に対して抵抗感のある方に向けて
少しでも試してみようと思って頂きたくて
初回お試し治療をスタート致しました。
是非一人でも多くの方に その良さを実感して頂けたらと考えておりますので
どうぞご利用下さい。
詳しい内容は下記ホームページをご覧下さいませ。
そうそう めまいの季節柄 というお話でしたが
これは春が ‘肝’ の季節だからなのでした。
先月の佐々木先生のブログにも詳しくありますのでご参照下さい。
それと先日 全く別業種の知り合いと 鍼についての話をしていて
「そんなに物凄く良くなるんだったら、逆に変な治療をされたらトンデモないことになるんじゃないの?」
という恐怖感があると言われました。
あと、昔の時代劇の “必殺 仕事人” のイメージなのだそうで。 (古い)
それに対しましては、そもそも鍼は人間が本来 持っている機能を助けるとか
失調してしまったモノを元に戻す (治癒力・免疫力) などという働きをするものなので
心配ないのと
TVのように脳の急所に届くみたいな鍼は使わないから大丈夫 (多分、普通ない)
という説明をしたのですが。
もし同様なご心配をされていらっしゃる方がありましたら
ご参考まで。