今日は美容室でカットとカラーとパーマの三点セットでした。
いつもながら、良い感じに仕上げてもらって気持ちも上がります。
『ぞうのエルマー』
文・絵 ディビット・マッキー
訳 安西徹雄
アリス館
ジャングルに住むぞうの群れ。大きなぞうも小さなぞうも年よりも子ども、様々なぞうがいますが、体の色はみんな同じぞう色でした。
けれどもエルマーだけは、ぞう色ではありません。いろんな色のつぎはぎの、まだら模様のぞうだったのです。
エルマーのまわりではいつも笑い声が絶えません。明るくて楽しいエルマーは、みんなに愛されていました。
でもエルマーだってみんなと同じ ぞう色になりたくなる時があるのです。ある日エルマーはこっそり群れを抜け出したどり着いたのは、ぞう色の実のなる大きな木のそばでした、、、。
今から40年近く前、授業の一環で訪れた児童図書館。子どもの頃から児童文学が大好きだった私には夢のような場所でした。
そして、司書の方が読み聞かせしてくださったのが、この『ぞうのエルマー』でした。
明るく前向きなエルマー、人知れず悩みも抱えるエルマー、そしてやっぱり自分らしいのが一番だと気づいたエルマー。
、、、20歳前後の私。ちょうど自分の存在が不安になって、立ち止まることが増えていた時期に、何かを教えてくれたエルマー。私はエルマーのことが大好きになっていました。
もちろん今でも大好きなエルマー。
保育園での読み聞かせにも欠かせない一冊です。