今日は北陸方面のメンテナンス回りをしました。


年始の訪問時、度々エラー警告が鳴る酸素濃縮機がありました。症状は流量1L/minまでだと濃度90%以上が出るものの3Lだと85%を下回る、いわゆる濃度低下の症状。その時点で17年10ヶ月稼働していた機器です。
院長「1L設定なら大丈夫だね」
僕「まあ、理屈はそうです(^^;)」
レンタル機ならありえないけど、自院で購入された機器なので基本的にどう使おうが自由です。
院長「もし毎月3万円レンタル料を払ってたとしたら18年でいくらになる?」
僕「214ヶ月だから、、、642万円ですね」
院長「あと半年使ったら660万円になるね」
僕「ですね(・_・?)」
院長「60万円で買った機器が600万円節約してくれたことになる」
僕「なるほど❇️」
厚労相のガイドラインでは耐用年数(基本的に10年)を越える機器の販売及び賃貸を禁じています。古いレンタル機が出回るのを防ぐ意味もありますが、中古車の増税と同じく買い換え需要を促す大人な事情があるのでしょうかど、医療機関が自院で使うものに関しては全く関係ありません。
院長「と言うことであと半年使えるようにしてよ」
僕「そんな事言わず買い換えて下さい~」
創業間もない頃からのお付き合い。渋々ながら現場でできうる限りの整備を施し何とか2L設定までは使える用にしました。
そして今日はこの機械の引退=新品ご購入となりました。ありがとうございます。ちなみにこの子の後に購入頂いた15年越えの機器が8台あります。しっかりと定期メンテナンスしてあげると機会ものは長持ちするものです。残りの8台も220ヶ月目で買い換えるから!との嬉しいお言葉をいただきました。
で、その後。本来は即廃棄する機器ですがちょいと手を入れて友人が経営する動物病院に落としてきました。もちろん販売でも賃貸でもありませんよ☺️
荒療法なのでいつ濃度低下を起こすかはわかりませんが、新品と遜色ない95%まで濃度が出るようになりました。まあこれで少しでもペットちゃんが救われればと思います。
こうやって、古い機器が元気に動いてくれるってホント修理技術者冥利につきます。
世の中、まだまだレンタル契約が主流ですが購入してもらうと、いつでも使える、コストが削減できるなどのメリット以外にもこういうドラマがあるので楽しいものです。
今から新設医療機関の理事会!もちろんメンテナンスリースを提案して参ります。レンタルのほうが収益率は高いんですけどね(´-ω-`)

