マインドセット 脱!「思考停止」 | 収入源の多様化を創造する

収入源の多様化を創造する

サラリーマンのかたわら、様々な副収入を考案。
現在、サラリーマン収入の他に3つのキャッシュフローを構築。2018年度より兼業で事業者として開業。
様々なポートフォリオ、副収入スキーム、節税スキームに取組み活動中。

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何をするにしても
それを支える基盤・基礎になるのが
マインドセット」です。

建物に例えると「建物の躯体を支える要
となるもの

一般的に建物は「外観」しか観られず
基礎の強度や造りは評価されません

うわ物の地中に埋められ
正に「縁の下の力持ち」なのが基礎です。

しかし、地盤や基礎が悪いと
見栄えのする立派な豪邸も
次第に沈下し
傾き始め、最後には「倒壊する恐れ」がある事を忘れてはいけません。

ビジネスも同じ

ビジネスの組立て方であったり
サービスや技術を
「建物」だとすると

「基礎」となるのは
マインドセットであり、ビジネスを支える一番重要なものだと思っています。

ですので、僕はビジネスを語るには「How to」だけでなく
欠かせず「マインドセットの構築」の話をします。

今回はそのマインドセットの中でも
思考停止」について考察してみたいと思います。

この人思考停止しているなぁと感じる事

日常生活でもビジネスシーンでも
「思考停止を予見させる出来事」は多くあります。

よく取り上げられる
パレートの法則
いわゆる「2対8の法則」の通り
8割の人は思考停止状態になりやすいと言えるというデータが出ています。
具体例で考えてみると

YESさん
Thinkさん
NOさん
相談者くん 4人の会話を見てみると

明らかに「穴だらけのビジネスプラン」を持ってきた相談者くん

こんなビジネスアイデアを思いついたんだ!
と、聞かされた時の3人の反応に注目してみると

YESさん
「いいんじゃない?がんばれ〜」
と、言います。

Thinkさん
「△△に着目して考えたのは、こういう理由でいいと思う。
ただ、○○が欠けているから難しいと思う。
○○を埋められる方法は?」
と、掘り下げていきます

NOさん
「どうせ無理だからやめとき〜」
と言います。

この構図の場合で「楽」なのは
YESさんの答えです。
次にNOさん
Thinkさんは「考える習慣」が身についています。

ここで、本題の「思考停止」ですが

この構図を客観的に見ると
誰でもYESさんNOさん共に
「思考停止状態」だとわかるでしょう。

しかし、YESさんNOさんの様な人が
現実社会では圧倒的に多いのです。

何故そうなってしまうのか?

相談者くんを大切に思っていないから?
②自分に直接関係の無い事だから?
③よく知らないジャンルのビジネスだったから?

いずれも答えはNO

「考えたくないから」が答えです。

NOさんは直感的に無理そうだと思って
相談者くんを大切に思っているからこそ、
やめとくように促したかもしれません。

しかし「何故そうなのか」
具体的に表現する事も
説明する事もしません。

②自分に直接関係ないというのは
全員に言える事」です。

今は自分に直接関係のない事でも
そこから自分につながる
「ヒントを得られるチャンス」を逃しているだけです。

③よく知らないジャンルでも
「ビジネスの基本原理は同じ」です。

日頃から自分が行っているビジネスを掘り下げていれば、そこに当てはめて「考える事」は
十分に可能なはずです。

次に、別の例で考えてみます。

相談者くんが、今日収穫した野菜を翌日に全国の家庭に提供したい。
と、提案したとします。

YESさんは、いつもの通り
「いいんじゃない?がんばれ〜」
と、言います。

Thinkさん
「鮮度に着目して考えたのは、現状には無いサービスでいいと思う。
ただ、物流経路が欠けているから難しいと思う。
物流問題を解決する方法は?」
と、掘り下げていきます。

NOさんは、いつもの通り
「どうせ無理だからやめとき〜」
と言います。

先ほどの例と同じく
「楽」なのはAさんですが

ここで、特筆すべき点として
NOさんの様に
無理だ」という答えをする人が
「圧倒的に多い」という点です。

人は
自分が「出来ない・知らない」事に関して
他人にも「無理だ」と答える
ある意味「習性」を持っています。

その後、相談者くんThinkさんと一緒にプランをブラッシュアップしていき
ビジネスプランの実現にたどり着きました。
相談者くんは人々に感謝され、達成感と莫大な利益を得ます。
Thinkさんはその時の経験を
自分のビジネスでも活かし成功します。

一方
口だけの賛同」をだけしていたYESさん
ただただ、そのサービスを利用する
イチユーザーになり
 
否定していたはずのNOさん
ちゃっかりその便利なサービスを利用しているイチユーザーになっている。
といった、滑稽とも言える状態になります。

無理だと答えてしまう理由

この要因は複数あると思います。

・ただ、考えるのが面倒くさいから

・新規ビジネスは「失敗する確率の方が高い」から
「無理」と言っておけば、予想が「当たる」
可能性が高いから

などなど、いろいろあると思いますが
一番の要因とされているのが
コンフォートゾーン」の存在です。

コンフォートゾーンとは
現状維持機能」とも言われており
人は潜在的に「現状を居心地が良いと感じる」様になっており
この「居心地の良い環境」から出ない様にする為に、現状維持機能を持って生まれている。
とされています。

昔、狩りをして生活をしていた人間にとって

獲物が少ない狩場を捨てて

獲物がたくさんいそうだが

猛獣や敵も潜んでいそうな新しい狩場にでかけるのは

命の危険」が伴います。


太古の時代から、これは命を守るメカニズムです。

その為、現状維持はとても重要な要素であった事から
この「現状維持思考」を根強く持っていると言われています。

変化を嫌うのも、同じ理由からで
変化をするには、苦痛を伴います

現状維持という
本能と反対の事をするのは苦痛を伴うので
苦痛を伴わずに済む"方法"として
「無意識に」思考停止を選択しているのです。

心機一転の旅行や、引っ越しなどの変化は
周囲で皆がやっている事で、身近に感じているため抵抗はありませんが
自分が知らない「未知の変化」は
極端に嫌う特性があり

これを「マインドブロック」と言います。

また、先ほどのビジネスアイデアを出した
相談者くんにも同じ事が言えます。

新しいプランの実現は非常に難しく
自分の理想や考え方を根底から変化させなければならない場合もあり

その変化の壁(マインドブロック)」を越えられなければ
プランの実現は難しいでしょう。
これらの理由から「パレートの法則」が成り立ってしまうわけです。

しかし、現代社会においては

変化を継続しない先には
衰退」しか待っていません。

もし
「周囲の誰も知らない」
「自身も初めての試み」を行う時は

こういった、自分自身に見に染み付いた
人間の特性」を理解した上で取り組むと
「最終的な結果」は大きく変わったものになると思います。

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