ストレッチのリスクとZONE | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


⚫︎ストレッチのリスクとZONE

こんにちは、山崎です。

2015年最後のブログ記事です。

来年もお役に立てるコンテンツを
配信しますね。

それでは早速参りましょう。


ストレッチのリスクとZONE

年齢を重ねると
身体を激しく使わなくなってくる。

無理をしないという点で、
その場に於ける健康状態は
キープできるかもしれないが、
長期的に見ると
身体を使わなくなるのはマイナスだ。

例えば、
膝を抱えるストレッチ。

こんな動作は日常を生きている上で
ほとんど使わない。

とはいえ、
人間の身体は股関節を曲げる(屈曲する)
という機能が備わっており、
その機能を使わなければ当然衰える。

股関節を屈曲するという機能だけが
衰えるならまだ良いが、
股関節を屈曲する機能が衰えるということは、
股関節に付随している筋肉や
背中に付随している筋肉なども衰える。

硬化(廃用性萎縮)をもたらしてしまうのだ。

使わなければ筋肉は硬くなる。

放置された家は傷むが、
適度に使う家は傷みにくい。

風を通しエネルギーを循環させる家は
傷みにくいが、
エネルギーを停滞させると家は傷みやすくなる。

この現象と同じだと考えて良いだろう。


無理やりに身体は伸ばさなくて良い。

少しキツいと感じるところを見つけ、
少しキツい状態をキープし、
その状態から「如何に楽にできるか」
工夫することが大切だ。

こうして、
キツいけどキツくない最適ポジションを発見し、
仏教の空の境地
「あるようでない」「ないようである」に
近づいてほしい。

何もしないでは何にもならない。

キツいだけでは傷めてしまう。

キツいと感じる状態から
キツくないと感じるギリギリを
見つけること


が、
短期的にも長期的にも健康的な状態だと
言えるだろう。

仕事も同じだ。

投資と回収のバランスが良い人は、
ストレッチと同じように
リスクの取り方がうまいが、
多くの人は何にもせず何にもならないか、
キツいだけで傷めてしまうかになる。

成長の鍵は「リスク」の取り方

リスクとの
付き合い方を大切にしてほしい。

高齢になってくると
身体のリスクを取らなくなってくる。

高齢者が膝を痛めO脚が酷くなるのは
「脚を上げる」という
リスクが減ってしまうからだ。

年齢を重ねても程良いリスクは
掛けた方が良いので、
僕は人に指導する時には
「その人なりに適度なリスク」を
見極めた指導を心掛けている。

リスクは早めに取っておこう。

可愛い子には旅をさせよと言うが、
可愛がって旅をさせなければ
子どもの世界は一向に広がらない。

「何もしない」という
最大のリスクは早めに芽を摘んでおこう。

ストレッチで身体は強くなる。
ストレッチで身体は美しくできる。


早めにリスクを取り、
その中で最適なポジションを発見していく。

リスクとリラックスのせめぎ合いである。

こうして身体にとって
最高の「ZONE」へと突入していこう。



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