セラピストのリスクとリターン | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


セラピストのリスクとリターン

こんにちは、山崎です。

メルマガでは「ぎっくり腰の整体法」の動画を紹介しました。

僕たちセラピストは、こういうインパクトのある方法、テクニックが自分のものになったら嬉しいですね。


しかし、大きな「悩み」を持っている人に対する施術にはリスクが伴います。

「余計に痛くなった」

と言われたら、セラピスト業を廃業しなければならないことも覚悟しておく必要があります。

ですから、まだリスクを背負えない時は、医療機関を紹介してくださいね。


20段の跳び箱にチャレンジしたら、骨折するリスクがあります。

10段だったら、難なくこなせる。

でも、経験を積み、能力が高くなれば、10段の跳び箱では満足できなくなるので、リスクを背負ってでも20段の跳び箱にチャレンジしたくなるはずです。


あなたは、リスクを背負いたいですか?

セラピスト業を仕事にする場合の話です。

リスクが少ない(身体の苦痛がそれほどでもない)と、顧客の気持ちは適当になります。

「とりあえず、この人でいいや」

という関係であり、お互いにリスクが少なく、得られるリターン(満足感、収入)も少ない関係。


最近、治療家の人は自由診療にするかどうかで迷いますね。

自由診療にするとリスクがあるから、今のまま保険でやっていこう。

地域のじいちゃん、ばあちゃんが、「近いから、安いから」という理由で、まだ来てくれるし。


僕はそんな仕事はやりたくない。

「あなたでもいい」

ではなく、

「あなたしかいない」

そんな風に思ってもらえるようになるには、自分を高め続けるしかありませんが、顧客とはもっと深い関係を築きたい。

適当な関係なんていらないのです。


自分は真摯に取り組んできた。

そんな自負を持っていれば、「この価値が分からないなら、どうぞどうぞ他所へ行ってください」と思えるようになります。


失敗したら廃業。

という覚悟を背負って、何が何でも顧客を苦痛から解放させ、顧客が望んだ「成果」を出させてあげたい。

心を尽くせる人と関わりたいのです。


あなたは顧客と、どんな関係を築きたいですか?

1)リスクが少ない代わりに、得られる感情(満足感や達成感)、得られる収入も小さい。

2)リスクは大きいけど、得られる感情や得られる収入が大きい。


このどちらかを選択するのであれば、

2)の関係を築きたい

と思うのは、僕だけじゃないと思うんです。


リスクとは、時間、環境、人間関係、健康、感情、意識、お金などです。

価値ある「何か」を得るためには、何らかのリスクを背負わなければなりません。


何らかの価値を手に入れるとは、リスクを背負わないと、手に入れられないもの。それほど難しいのです。

悲しいけど、全身全霊を尽くしても得られないケースの方が多いぐらいです。


何でもかんでもリスクを背負うことを良しとはしていませんよ。

リスクを減らすことは、最優先事項です。

しかし、リターンのことも考えておかなければ、ローリスク・ローリターンで人生が終わるので、得られる感情や収入は微々たるもの。


人生を振り返った時、

「何のために生きてきたんだ」

って、なると思うんです。


何もなく、
チャレンジもせず、
無難に生きた、

普通の人生。

では、終わらせたくありません。


若いうちにリスクを取りましょう。

人生で一番若いのは「今」です。

「可愛い子には旅をさせよ」

って言いますが、僕たちは若いうちからリスクを取るべきです。

僕は10年以上前からリスクを取る生き方をしてきたので、右肩上がりに健康になり、右肩上がりに身体の使い方が上達し、右肩上がりの収入を得ることができるようになりました。


ですから、あなたにもリスクを背負ってもらいたい。

リスクを背負ってきた人間かどうかは、「目」を見れば分かってしまいます。

僕たちは、そんな覚悟ある目を手に入れるのです。


そんな目を手に入れた時、

顧客と目が合った時点で「信用」してもらえるようになり、理想的な素晴らしい関係への一歩が踏み出せます。