22歳女性の肋骨ストレス | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。


● 22歳女性の肋骨ストレス

こんにちは、山崎です。

今日、お送りしたメルマガの一部を紹介しますね。


パッと姿勢を見た瞬間、「幼少期の頃から抱えるストレス」を感じ、僕の心は苦しくなってしまいました。

1)年齢
2)性別
3)肋骨の形(ストレス)

の3つの要素を捉えてみると、その「肋骨の形」は通常あり得ません。

異常なのです。


ですが、最初から「幼少期の頃に何かあったの?」という風に聞くのはおかしいので、少しずつ信頼関係を構築した上で真の要因を探っていくというプロセスが求められます。

幼少期の頃からの心の癖

が、肋骨の形を決定付け、腰痛、肩こりの発生、前傾姿勢を作り上げたと経験的に判断したのです。


病院や治療院、整体院や鍼灸院に通っても、幼少期の頃からの心の癖は見てくれないので、その場しのぎの対症療法になることは見えています。

だから、僕が何とかしてあげたい。

少しずつ心の癖や心の殻を破って、ポジティブで積極的な心を獲得し、毎日が活力に溢れ、パワフルな日常を送れるようになってもらいたい。

かといって、相手を脅かしてはいけないし、放っておいてもいけない。

信じる、信じないは、相手次第なのですから。


信じてくれた場合、僕たちセラピストが彼女を健康体へ導くとしたら、どのようなステップを踏んで行くべきでしょうか。

お客さんは「全体像」示してあげれば、安心してくれます。


「施術=良くなる」

みたいな、依存的、盲目的発想ではなく、肉体面(姿勢など)、感情(心の癖)、精神(スキル)などの全体をレベルアップさせ、健康体へと導いて欲しいのです。


ここで「型」をお伝えします。

健康体へと導くための「型」なんですけど、たぶん何となく施術をしたり、知識を提供したりしていると思うんです。

僕たちセラピスト自身も「全体像」が見えていないのです。

まず、僕たちセラピストがお客さんが健康になるための「全体像」を掴み、その上で「今、どのステップにいるか」を把握して、毎回のセッションができたら、あなた自身も安心できると思うんですね。

ですので、セラピスト自身が安心するための「型」を用意しました。


10ステップの型を用意しましたが、あなたがお客さんと接する場合、何が欠けているかをチェックして、欠けているのであれば取り入れて、お客さんを健康体へと導いてあげてください。

どんどん、進化させてあげるのです。

このステップが本当に理解できれば、単体の施術を行うだけではなく、3ヶ月コースとか、6ヶ月コースなどを用意するのも良いでしょう。

そうすれば、お客さんにとっても安心だし、あなたもまとめたお金が入ってくるので、経済的にも安心できると思います。

ですので、この「全体像を見る」「ステップを踏む」という発想を、大切にしてくださいね。


それでは中長期的に健康体へ導くためのステップを紹介します。

ステップ1)カウンセリング、そして全身を触れる
ステップ2)施術
ステップ3)自宅で取り組むエクササイズを教える
ステップ4)ストレスを逃がす方法を教える(姿勢改善等)
ステップ5)お客さんに「理想」をイメージさせる
ステップ6)痛みや自律神経、自然治癒力の仕組みを教える
ステップ7)知識をお客さんの日常に置き換える(具体例提示)
ステップ8)中長期的な計画(このステップ)を伝える
ステップ9)心(情動や感情)の癖に踏み込む
ステップ10)感情コントロール法を伝える


一つひとつのステップを解説するとなると大変な時間が掛かるので、それはセラピスト講座に譲りますが、あなたがお客さんと関わった時も、こんな感じで「健康体へ導く道」を見せてあげてください。

お客さんは不安なのです。

自分が本当に健康になれるか、この人が私を健康体へ導いてくれるか、このまま痛いままじゃないか、辛いまま過ごすんじゃないかと。

だから、プロセスなき自信を伝えるのではなく、プロセスありきの自信を見せてあげてください。

そうやって、あなたがお客さんを「リード」してあげるのです。


「中長期的」な計画を見せるんですけど、このプロセスの最中にも、痛みは時々やってきます。

その場合、自分で対処する方法も伝えてあげる必要がありますね。

・究極のリラクゼーション法
・あなたの痛み対処の経験談
・その時に味わった心境

などです。


中長期的なプロセスを見せてあげることが最も大切なんですけど、薬に頼らずとも「短期的に苦痛を取り除く方法」を伝えることで、お客さんの心を掴んでください。

触った瞬間に快感を提供し、一瞬で身体の痛みを楽にしてあげて、お客さんの心を掴んでください。

身体を動かした瞬間、お客さんに「痛みなく動ける」という実感を提供し、お客さんの心を掴んでください。

そうすれば、お客さんはあなたのことを「信頼」してくれますから。