● 自分の勘違いを是正する力
こんにちは、山崎です。
胸椎を伸展させることが大切。
と記事に書きましたが、書くということは自分自身が気をつけているということであり、参考にしてほしいと思って書いています。
でも、なんか違和感がある。
ということで、自分の背中を触ってみたら、残念ながら筋膜の方向は求心性に働いていました。
「胸椎を伸展していると思っていた」
という勘違いであり、現実的には僕の胸椎は伸展しておらず、筋膜までも求心性の方向に働いていたのです。
危ない、危ない。
健康産業というのは、こうした思い込みが飛び交っている産業であり、信用できる健康情報などほぼ皆無です。
僕は健康産業で働く人の言葉は全く信用していません。みんなの言葉は、ほとんど嘘だと思って聞いています(笑)
信用するのは客観的事実のみ。
と思ってなるべく自分に厳しくしているけれども、それでもまだまだ僕も思い込んでいるので、勘違いしないように、しばらく自分の手で補助がいります。
背中よりは、手の方が信用できるので。
今日はボディケア施設に足を運んで「下半身中心」の施術をお願いしました。
でも、なんか上半身をやたら勧めてきたので「じゃあ全身で」ということで「弱め」でお願いしたんですけど、やっぱりゴリゴリに押しまくられました。
「強さはどうですか?」
と言ってきたので、「もう少し弱めで」とお願いしたんですけど、やっぱり完全に度を超えた施術をしてきたので、多分明日は揉み返しが起こっていると思います。
施術もほとんどセラピストの勘違いであって、顧客と何も分かち合えていないんです(苦笑)
先人や達人たちは、自らが体現されたことを有難いことに「言葉」として残してくれています。
その情報を受け取った僕たちは、あたかも自分が「できる」かのように勘違いをしてしまう傾向にあるので注意が必要です。
先人たちの努力の結晶を、凡人である僕たちが簡単に理解できるわけがないのであって、単に自分なりに勝手な解釈をしているだけと思っておくべき。
僕たちは、伝統を受け継いではいないのです。
だから、僕たちは簡単に自分を信用せず、よい良い方向へ、より真実に近くなるよう取り組まなければ一生勘違いのままだと思っておいた方が賢明です。
今はできていなくてもいい。
でも、永遠にできないのは悲しいので、現時点での自分の勘違いに気付き、進化向上を志す人間でありたいものです。
僕たちは大切な顧客の人生を背負っているのですから。
イチロー選手がこんな言葉を残しています。
「勝つべきチームが勝たなければならないと思っていたし、勝つべきチームは僕らのことだと思っていました」
ここを目指して取り組んでいきましょう。