野球をやってきました【アンケートの回答2】● 野球をやってきました【アンケートの回答2】パーソナルトレーナーの山崎です。 野球をやってきましたY.Sさん------------------私は野球をやってきましたが、感覚よりも、外側から見えるものにとらわれてきました。中身を変える。それが非常に大切だと気づいてきました。心の動きが実際の動作に影響されることやすべてにおいて物事はつながっていることに人間のすごさを感じています。山崎さんに出会って考え方が変わりました。感謝しています。疑問に感じていることは、胸骨の連動のしくみです。動作の初動が胸骨からくる理屈をもう少し詳しく知りたいと思っています。また指導してください。------------------【山崎の回答】僕を含めて、男性は理屈から入ってしまうので、なかなか感性が磨かれず、思い込みの世界から抜け出せません。子どもが野球を始める時、理屈から入らないんです。全ては模倣から始まり、落合氏ですら「長嶋、王さんを真似た」とのこと。この『理屈から入る』という根底が諸悪の根源であり、知識を得るということは『疑問を増やす』ということであり、『世界観を広げる』ということです。野球という競技を知らない人が、野球という競技、野球という言葉に出会ったということです。「野球の理屈を知っても、野球を始めない限り何にもならない」ということをYさんはご存知だと思いますが、理屈を知るということは「そこにそんな骨があるんだー」ぐらいに留めていただきたいと思います。これは、野球をとにかくやり続けて感覚として掴んでいく、上手くなるための練習法を発見していくことと同じように、まずは胸骨をとにかく動かしてみて、何も分からない時期を超えるぐらいまで(たぶん早くて、毎日100回やって半年ぐらいかかる)やらなければ、何にも見えてこないと思います。実際の指導の場面では、僕が胸骨の可能性を引き出しますから、感動していただけるんですけど、それでもやり続けなければ自分の感覚として掴み、野球の場面で応用していくことはできません。胸骨操作によって、その力が肋骨から背骨へ伝わる系統(上は肩甲骨、下は仙腸関節)、鎖骨に伝わり上腕骨に伝わる系統があり、末端まで力が伝達していきます。他の箇所を動かそうとすると自意識となり、頭からの命令系統で、筋肉は短縮して動いてしまいます。それらが自然体として動かされるにするには、他の箇所を全て動かさないという準備をしておき、身体の中心である胸骨操作によって「動かされる」状態へとしたいがために、胸骨以外は動かさないというのが胸骨操作と言葉では書けますが、こんなことを理解しても何の意味もありません。むしろ、書かない方がいいぐらいです。厳しい言葉に聞こえてしまうかもしれないのですが、それが真理であり、それ以上、伝えても頭で納得して終わりなので、ご理解いただきたいと思います。追伸)【胸骨関連の動画1】【胸骨関連の動画2】本音で語りますので、アンケートにご協力くださいね♪特典の音声も順にお送りしますので、少しお待ちくださいね。アンケートフォームはこちらから。