美しい姿勢とは何か!? | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

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身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。

● 美しい姿勢とは何か!?

パーソナルトレーナーの山崎です。


世の中の常識では『真っ直ぐな姿勢』『美しい姿勢』が混同されているようです。

それが身体の専門家と呼ばれる人であっても、違いを認識している人は少ない(ほとんど見かけたことがない)ですね。

でも、相手に与える印象がまるで違います。



『真っ直ぐな姿勢』とは、相手は「真っ直ぐだな」と視覚によって認識します。

一般人であればそれでも構わないのでしょうけど、『真っ直ぐな姿勢』は骨格的、表面的、視覚的な次元に過ぎません。



『美しい姿勢』は、骨格的、表面的、視覚的に留まらず、相手の心を動かし、印象を与える姿勢であり、次の動作へ移るための“準備”であると僕は定義しています。

つまり、『美しい姿勢』とは、何かの【目的】があってこそ、形成されるものだということです。

目的のない真っ直ぐな姿勢のことを、僕は骨格的、表面的、視覚的な姿勢だと言っているんですね。



例えば、前に移動する場合、骨格的に真っ直ぐなだけで、次の動作へ移るための身体(意識)の準備ができていなければ、自意識によって「動いてしまう」となり、自然体として動くことができません。

一方、次の動作へ移るための身体(意識)の準備ができていれば、自然体で「動かされる」となり、強く美しい動きとなります。

これは言葉で説明をしても、実際に体感されてみないと分からないことですが、イチロー選手のような一流選手の多くは、自然体として動く以前の準備段階として『美しい姿勢』が形成されていますね。



和身塾スクールでは、『真っ直ぐな姿勢』の次元ではなく、『美しい姿勢』の次元を目指しているのですが、後者になれば【目的】が関係してきますので、人生や人間関係などの様々な場面での応用が可能になります。

ただの身体バカ、運動バカにならないように、「何のためにそれをするのか?」「何のためにそれを学ぶのか?」など、人生に置いて大切なことを学んでもらいたいんですね。

スクール生の方々には、身体を追求していくことが、人生に置いて、また自身の成長として活かされていることを実感してもらえているので、伝える方向性が間違っていなかったのだという手応えがあります。



肉体的な姿勢ではなく、心を伴った姿勢を作っていきたいですね。



2012年1月~
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●個別セラピスト&整体師養成講座
●第3期『和身塾』スクール
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本気で学びたい人向けに、
2011年11月あたりから募集を
開始する予定です。