ウォーミングアップ | 身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方の秘訣 〜運動の土台、整体の土台は、身体の使い方スキルUPにあった〜

身体の使い方をレベルアップさせる秘訣を公開しています。

美しい姿勢、変幻自在な動き、対人関係におけるベストな「間」、疲れにくい体質の構築など、身体を「思い通り」にデザインする方法、整体施術をレベルアップさせる方法についてお伝えします。

武道の身体で世界に通じるスポーツ選手を育てる
パーソナルトレーナーの山崎です。


朝から、ソファーにもたれて逆立ち(首の3点)をしながら、
テレビを見ている3歳の長男。



チビを見てると、

「自分の身体がどれだけ緊張してしまっているのか?」

が、良く分かる。



まず、僕とは体温の違いもあるけど、僕は寝ている間に
身体が緊張してしまっているんやな。



子供は寝相が悪い。

でも、これは良いことであって、寝ながらも身体が緊張
しないよう無意識のうちに調整してる。

だから、朝からでも身体が動くねん。



親の僕は子供と比べたらガチガチや。

そのガチガチを取り除くのが、『ウォーミングアップ』
の最初にくる。



つまり、

身体をゆるませる。

ということ。



身体に緊張があるとなると、アクセルを踏もうと思っても
ブレーキが邪魔をして前に進まない。

だから、ブレーキ成分となっている身体の緊張を解くことが必要。

ブレーキが掛かったままアクセルを噴かしてしまうと、
身体は故障への道を進んでしまうな。



このブレーキ成分を取り除くのに歩いたりする。

身体が温まると物理的にブレーキ成分は取り除かれるからね。

できれば、歩いている間にも意図的にブレーキ成分を
取り除いて欲しい。

そうすると、ゆるめる体操の時間がなるべく省けるので、
ウォーミングアップの時間を短縮できる。



この次に「感じる」というアクセルの代わりになる
ウォーミングアップの段階がある。

競技特性によって変わるけど、ピッチャーであれば特に
投げる感覚を目覚めさせる作業が必要となる。

それが静的(スタティック)ストレッチであり、
一般的には身体をゆるめた後に行うことが望ましいやろう。

ここで大切なことは、一般的な静的ストレッチとは少し違い、
反対側の手での補助はできればなくしたい。

四つん這いの姿勢から、手のひらを床に着いたまま
胸を床に落としていくように、
できれば身体の末端からではなく、背骨に近い箇所
(筋肉の起始部)から身体を動かす。

よくある言葉に例えると「自分の体重を利用して伸ばす」
で分かるかな?

四股のように体重を落としていきながら、
お尻の近くの内ももを感じていく。



その次に、局所的にゆるめたり感じたりした箇所を、
全体として「繋げる」作業がほしい。

これも自分の体重を使った静的ストレッチの延長線上で構わない。
胸だけ伸びるから指先まで伸びるように伝えていく。



繋げたら実際の動作(ピッチングなど)をゆっくりとした
スピードから動かして、徐々にスピードを上げていく。

これがギアチェンジの役割を果たす。

感覚の途切れている箇所があれば、またギアを落として
ゆっくりとスピードを戻す。

次に、ピッチングならボールを持ち、ゆっくりとした
スピードから最大スピードで投げたり、
変化球を投げてみて実際に感覚を近付けていく。



『体力的な要素の養成』『意識を向けること』
普段の稽古で養っていくので、
ウォーミングアップの時は極力感覚を起こす(精妙な身体)
ことに神経を注ぐ。




スタートした時点では全身の感覚が研ぎ澄まされていて、
持っている能力を100%発揮することが
ウォーミングアップの目的やな。

※ただし今までの能力以上、ベストの発揮を目的としているような
陸上、水泳の場合などはこの限りではありません。


武道の身体で世界に通じるスポーツ選手を育てる
パーソナルトレーナーの山崎



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最新ニュース(2010.7.21 更新)
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