ジェノサイド 下この小説を書き上げるのに、作者はどのぐらいの労力を費やしたのだろう?虚構が真実の様に迫ってくる。緻密な設定。細部までこだわり抜かれているため、それは本当の事の様に思える。視点の変わり方はまるで映画の場面の切り替わりの様に感じられるし、緩急をつけた展開や場面の描写が視点を変えて描かれる事によってよりストーリーに入り込める。凄い。素直にそう思える作品。そしてストーリーの面白さだけでなく色々な事を考えさせられる、エンターテイメントと哲学が見事に融合している。本当に読んで良かった。