首折り男のための協奏曲首折り男の周辺濡れ衣の話僕の舟人間らしく月曜日から逃げろ相談役の話合コンの話短編が絡み合う。微妙な按配で。伊坂幸太郎の特徴だと僕が感じる驚きの話の展開を残しつつ、様々な文体で書かれたストーリー。カメレオンの様だ。そして知識の幅の広さ。誰が物語の大半をクワガタの生態の話で費やす。それが教訓の様に感じる話の展開に出来る。昔伊坂幸太郎の作品に感じていた隙間なく埋まるパズルの様な爽快感はない、その変わりに物語の余韻に浸る隙間を感じる。どちらも捨てがたい。