はじめまして。
静岡県は牧之原市、太陽の燦々と降り注ぐ海沿いの町、相良にある曹洞宗のお寺、心月寺です。
昨年住職になったばかりの、30代の新米住職とその妻、現在二歳半になる娘が、のんびりと、ささやかに暮らしております。
人生は楽しいことばかりではありません。
でも、日々、心に色を差すように暮らしていきたい、毎日何かを感じて生きていたいと。
そんなことを考えながら、ブログ担当の住職の妻が、お寺のこと、仏教のこと、全然関係ない日常のことなどを、のんびり綴っていきたいと思います。
本日8月6日は、73回目の広島、原爆の日。
先日の西日本豪雨でも、たくさんの尊い命が失われましたが、
命とは?平和とは?生きる、とは…。
日々、当たり前のことに感謝して生きる、と思っていても、忙しい毎日に追われ、暑さにイライラしてしまうこともあります。
毎日、どの瞬間も、常に感謝して生きる、ということは難しいものです。
でもこういう機会に、命について、平和について考え、投下時間には、たくさんの尊い命に黙祷を捧げることは、とても大切なことではないでしょうか。
本日8月6日は、私たち住職一家にとってもうひとつ大切な日。
現住職の祖父にあたる、先々代住職、良孝和尚の命日です。
良孝和尚(おじいちゃん)は、住職が子どもの頃に亡くなりましたので、嫁である私はもちろん会ったことはないのですが、
いろんなウワサによると、とってもおもしろい和尚さん(おじいちゃん)だったようです。
当時としては珍しく、180センチもある大きな身体に、顔はあの達磨大師(の似顔絵)に似ていたとか…。
想像しただけで威圧感がすごい…(笑)
そんな今日は、住職がお経をあげ、おじいちゃんの好物だったうなぎを食べるのが、先代住職から受け継がれたウチの伝統(?)です。
ささやかな暮らしゆえ、こんなことでもないと、なかなか食べられない、うな重。
命の尊さを考え、命に感謝しながらいただき、夏を乗り切るための力をいただきたいと思います。
今日この日に、ブログをはじめさせていただきます。
愛矢子 合掌
