復習する女の代表作「親切なクムジャさん」のイ・ヨンエが14年ぶりに映画に復帰!!

 

11月27日に韓国で公開したイ・ヨンエ主演の「私を探して」を鑑賞してきました。

 

★★★★★★★★★★

 

メイン予告編。

https://www.youtube.com/watch?v=WY1odOmjJi4

 

キャラクラー紹介映像。

https://www.youtube.com/watch?v=ObLPoayd2RA

 

★★★★★★★★★★

 

イ・ヨンエ演じるチョンヨンは息子が行方不明になって6年が経つ。

 

夫と共に希望を捨てずに息子を探す毎日だが、二人とも疲労は限界に達していた。

 

そんな中、子供がいる場所を知っているという謎の電話がかかってくる。

 

チョンヨンは、最後の希望を持ってその場へと向かう。

 

そこで息子がいそうな気配を感じるが、誰もがそんな子供はいないと言い張る。

 

諦めきれないチョンヨンは、人々が寝静まった後、こっそりと再び、その場所に戻る。

 

そこで目撃したものとは!?

 

というような内容です。

 

★★★★★★★★★★

 

キャッチコピーは「誰もが真実を隠している」。

 

韓国映画は公開に合わせて別でポスターを撮ることがほとんどだったと思いますが、最近は現場で撮ることも多くなったようです。

 

このポスターも、現場で撮影されたポスターだと思います。

 

現場で撮った方が、そのままの感情を表現できるので、役者的には現場のほうがありがたいでしょう。

 

ちなみに、このメインポスター、遠くから見たら、あまり目立たない構図なので、ちょっと残念。

 

「誰もが真実を隠している」

 

このソロポスターの方がよっぽど!力がありますよね。

 

これは、現場じゃなくて、ポスター撮影のために撮ったのかな?

 

「必ず私があなたを見つけるから」

 

こちらも、現場じゃなくて、宣伝に合わせて撮った可能性大。

 

携帯の方はかっこいいですがスタイリッシュすぎて、この映画の内容を伝えきれてない感じがします。

 

やはり、上のカメラ目線の泣きたいけど泣いてはいられない!戦う!みたいな表情がいいですよね。

 

「私、警察なの、知ってますよね?」

 

こいつ、めちゃめちゃ嫌なやつです。

 

これは、現場の写真だと思います。

 

ほんと、韓国では警察が嫌なやつだったり、バカだったり、ミスしたりと、マイナス的に描かれることが本当多いと思います。

 

それだけ、韓国は権力が嫌いで、権力に対抗する力を持ってるからだと思います。

 

「俺らのユンスは必ず帰ってくるよ」

 

こちらも、現場写真でしょう。

 

夫役のパク・ヘジュンさん。オイシイ役で出てます。

 

自分は映画「ゲノムハザード」でご一緒させていただきました。

 

日本で撮影だったので、かなり緊張していた印象があります。

 

★★★★★★★★★★

 

オープニングから子供が行方不明になっていることが紹介されますが、本当に見てるのが辛くなるほどでした。

 

自分は子供がいませんが、子供を持っている親なら、相当なストレスを感じながら、この映画を見ることになるでしょう。

 

実際に子供が行方不明になった人がこの映画を見るかもしれませんが、その方たちは発狂するほどの感情を感じるかもしれません。

 

それでも、この映画は韓国の現実(実際にこういう事件があったようです)を知るために、多くの人が見るべきであり、関心を持つべきだと思いました。

 

この映画の監督は新人監督ですが、イ・ヨンエが出演を決めた理由がそこにあると思います。

 

14年ぶりに映画に出演するのにも勇気がいると思いますし、しかもそれが新人監督だとなおさらだと思います。

 

普通なら、有名監督の作品で華々しく復活したいですよね。

 

しかし、イ・ヨンエは女優としてではなく一人の母親として、この映画の出演を決めたんだと思います。

 

そのような使命を持って臨んだだろうということが、魂の抜けた表情一つ一つから感じ取ることができました。

 

新人監督なのに、イ・ヨンエをキャスティングできたということは、それだけの完成度のあるシナリオだったということですね。すごい。

 

★★★★★★★★★★

 

めっちゃ、辛そう。

 

映画を思い出すだけでも、辛くなります。

 

余韻がしっかり残る映画でした。

 

左のメガネの人が監督で、携帯を持ってる青シャツの人は、撮影監督のイ・モゲさんです。

 

映画「マイウェイ」の撮影を担当した人です。

 

かなりの大御所がイ・ヨンエと同じく新人監督の作品をやるとは、相当、シナリオを気に入ったからだと思います。

 

そういうシナリオを書ける、監督、羨ましいです。

 

★★★★★★★★★★

 

興行成績は2位につけていますが、1位の「アナと雪の女王2」のせいで、観客動員数は残念ながら苦戦してます。

 

多くの人に見てもらって、少しでも行方不明の子供たちのことを考えてくれたらと思います。

 

行方不明の子供たちのチラシを配っていた、ちゃんと受け取ってあげるとか、行方不明の子供の垂れ幕(韓国ではいろんなところで目にします)があったら、しっかりと子供の写真を見るなど、一人一人が協力することはできると思います。

 

多くの協力があれば、行方不明の子供が見つかる可能性も上がるのは確実です。

 

興行的な成功はできないかもしれませんが、かなりの力を持った映画なので、ちゃんと評価されますように。

 

イ・ヨンエ主演なので、もし興行的に失敗しても、日本でも上映できると思いますので、日本の皆さん、是非見てください。

 

★★★★★★★★★★

 

ちなみに、最初から最後まで緊張感が続き、かなり集中して見れる映画です。

 

どれだけ、集中できる映画かというと、

 

自分のすぐ近くにブツブツ話す客がいたんですよ。

 

時々いるじゃないですか、いちいち解説してくれる人。笑

 

例えば、主人公がご飯を作ろうとして米を見てみると無い、というカットに対して、いちいち「米がないな」「買いに行くのか」などど解説。

 

それが最後まで続くと覚悟したんですけど、その人、すぐに黙ったんですよ!

 

それだけ、観客を集中させる映画ってことです。笑

 

★★★★★★★★★★

 

8分間もの映像が紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=KtcK8DmMavU