11月22日に日本で公開された韓国映画「EXIT イグジット」。
これ、なかなか面白いので、是非見て欲しいです。
かなりシンプルな内容なのに最後まで飽きさせない映画。
予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=kz4S8sHmUaQ
こちらは韓国版の予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=FjmF3AKHGyM
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大学時は山岳部のエースだったが、卒業後、何年も就職に有りつけないヨンナムは、母親の70歳の誕生会に参加する。
その宴会場で働いていた山岳部の後輩ウィジュに再会する。
その頃、ガステロが発生し都市全体が一瞬にして有毒ガスで包まれてしまう。
上昇してくるガスを避けるために人々は上へ上へと逃げる。
人数制限で救助ヘリに乗れなかったヨンナムとウィジュは、家族を見送った後、ガスから逃れるため、山岳部で鍛えたスキルを駆使して、上へ上へと登っていく。
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という簡単なストーリーです。
単純に言うとロッククライミングのスキルがある主人公がビルをよじ登って逃げる映画です。
命綱なしで高層ビルの壁を登っていくシーンなどは、この上ないハラハラドキドキで息をするのも忘れるほどの緊張感があります。
制作費は130億ウォンとのことで、なかなかの予算をかけています。
そこまでのヒットは期待されてなかったと思いますが、なんと公開初日の観客動員数が49万人!!だったようです。
夏休み時期だったとはいえ、平日なので、かなりのスコアだと思います。
そして、口コミ効果も手伝って観客が途絶えなかったので、もしかして1000万観客行くか!?
と期待されましたが、最終的には940万人で止まってしまいました。
残念でしたが、でもこのスコア自体、かなりのスコアですよね。
拍手!!
単純でハラハラさせてくれるストーリーも好きですが、それはチョ・ジョンソクの力量なのではないかと個人的には思います。
この人、何をやっても上手にこなせる役者なんですよね。
舞台で鍛え上げられたスキルだと思います。
この映画、コメディー要素がかなり散りばめられているんですけど、チョ・ジョンソクが見せてくれるコメディーは嫌味にならない!!!
ここ、重要ですよね。
状況は面白くても、ちょっと冷めてしまう演技をする役者って多いと思うです。
でも、チョ・ジョンソクは自然なのか、逆に舞台のようにオーバーなのか?ともとれますが、とにかく、嫌味がない。
自分は個人的にチョ・ジョンソクは第2のソン・ガンホになると予想しています。
幅広い年代の観客から愛される役者です。
ソン・ガンホのようにコメディーを含む多彩な演技が可能で、そしてアンチファンがいない点。
ソン・ガンホの映画がヒットするのは、映画の面白さプラス、国民みんながソン・ガンホが好きだからだと思います。
チョ・ジョンソクはカッコいいと思います。でも、「美」方面のイケメンではなくて、近所にいそうな素朴さもありますよね。
そこが長い間、愛される重要な要素だと思います。
チョ・ジョンソクを見るためにも、是非、劇場に行ってみてください。
ちなみに、この映画、劇場で見た方が断然楽しめる系の映画ですよ。
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あと、少女時代のユナもなかなかよかったです。
彼女がここまで魅力のある演技ができる人だとは思ってませんでした。
しかも、コメディーまでできるとは!
まだ、コメディー部分にたどたどしさがあったように思いますが、そこも逆によかったです。
チョ・ジョンソクも、ユナも相当な訓練を経て、この映画に挑んだと思います。
撮影は、もちろんワイヤーで吊って行ったと思いますが、それでも、リアルに見せるためにある程度の力はかかっていると思いますし、またバランスを取るために、いつもは使わない部分の筋肉を駆使したと思われます。
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韓国でのメインポスターです。
あまり好きではありません。
役者が大きく見えるわけでもなく、映画のスケール感が見えるわけでもなく、タイトルが大きく見えるわけでもなく、すべてが中途半端な感じです。
韓国の別パターンのポスターです。
役者の顔がちゃんと見えますが、二人の表情が合ってないのが残念。
緊張感よりも、ちょっとコメディーよりの表情で合わせたかったと思いますが、ユナは泣きそうな感じのコメディー顔ですが、あまり可愛くなく残念。
チョ・ジョンソクは緊張感は全くなくただただ笑ってるだけに見えるので残念。
こういう内容のほうがスケール感が伝わっていいですよね。
日本版ポスターです。
スケールが伝わる分、韓国版よりもいい感じですよね。
でも、韓国版と同じく、映画のポスターというよりも、多くの宣伝物のひとつって感じがして、ちょっと残念です。
ポスターコンセプトをつかむのに失敗してしまい、ポスター用に撮影したのに、実際に作業してみると使えるものがなかったのかなあ。
ザ災難映画!!って感じですよね。
普通のゴミ袋を利用しての防護服?ってところが、他の災難映画との差別化かなと。
庶民派の災難映画ってことで、観客と距離が近くて共感を得たのだと思います。
チョン・ジョンソク演じる主人公は、ずっと就職できない若者という設定。
韓国は就職浪人をしている若者が山のようにいます。
社会問題になる程にいます。
そういう多くの若者は、自分たちを同じような状況の普通の主人公が活躍してくれたことで満足感を感じたんだと思います。
そこがヒットの大きな要因だったのではないでしょうか。
ここ、笑えるシーンです。
ほんと、嫌味のないコメディー。
このシーンを別の役者がやったら、「寒っ」てなるだろうなと思いました。
助けてくれー!!ここも笑えるシーンです。
逃げろー!!とにかく走るシーンはかなり多かったです。
次から次へと二人の行く手を塞ぐ困難が押し寄せてきますが、もういいでしょってくらいに、しつこく事を起こすのが、韓国映画ですよね。
もういいだろうってほどに、エンターテイメントを提供してくれるところが国際的に注目される要因ではないでしょうか。
チョ・ジョンソク、普通に近所にいる兄ちゃんみたいな感じですよね。
この写真は、ワイヤーを消す前です。2本のワイヤーが見えます。
ワイヤーを消す作業と、ワイヤーのせいで、飛び出たり、シワがよったりと不自然な服の部分をCGで修正する必要があります。
ワイヤーをつけるときは、服の中にワイヤーをつなぐハーネスが着用しなければならないので、大きめの服をもともと設定させることになります。
ある的はスリムなのに、ある時はふっくらと見えたらだめなので。
昔、落ちたら死ぬ!!っていうほどに高い場所での撮影をしたことがあるんですが、女優がスリムに見えたいってことで、命綱をつけずに撮影したことがありました。
見てる、こちらが、見てられないほどに緊張して死にそうになったのを思い出しました。
ほんと、風が強く吹いて、バランス崩したら、落ちて死ぬほどの状況でした。
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監督は「誰でも一つは重要なスキルを持っている!!それを使うべきときがいつかは来る!」ということを出発点としてこの映画を作った模様。
自分の持っている重要なスキルってなんだろうか。
何かはまだわからないけど、それを発揮できる「時」が来たら、わかるのでしょうかね。
「EXIT イグジット」かなりのおすすめ韓国映画なので、是非見てみてください!!
日本の公式サイトはこちら。









