かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」 -165ページ目

官能小説「放課後の夜」四十四

「 口でしてあげるから…ね…? 」

奈津子はそう言うと、前触れに滲んだ良雄の先端に舌先をつけた。

(口で…?)

考える間もなく、次の瞬間、良雄の股間に経験したことのない快感が、ぬくもりが覆い被さる。

「 う…ちょっ…先生…。 」

奈津子の艶冶な紅い唇は、若さと無謀と無知で逆上した良雄のモノを吸い込んで鮮やかに色づき、良雄を奥へ奥へと誘う。

あられもなく粘ってつきまとう舌は母のように良雄の情欲を受け入れ、愛撫する。

「 う…。 」

あまりの心地よさに、良雄は喘ぐ。奈津子は次に揃えた指先を良雄の陰嚢に添え、ゆっくりと撫で始めた。

その手つきは、穏やかな優しさを装いながらも、昇天を目指して猛り狂う良雄の芯に爆発を促していた。

それに対して良雄は、ほとんど理由もなく、ただただ負けたくないと必死で踏ん張り、快楽の絶頂を夢見る己自身を抑えつけようとする。

悦楽の熱に浮かされる中で、良雄は奈津子の男馴れした行為にまたせつなくなったりもした。

その一方で、良雄の本能は着実に忍び寄る肉欲の放出を予感して膨れ上がってゆく。

(ああ…これでいいのか?)

様々な想いに揺れ、迷い、結局は堕ちてゆくのか。

奈津子の動きが、揺さぶりが、湿った吐息を含んで少しずつ速くなる。

「 ううっ…あ…。 」

もう冷静にはなれない。良雄は気持ちを切り替えることにした。

(こうなったら、俺の中に溜まった膿を全部、あなたの淫らな口にぶちまけてやる!)

全ての意識を自分の股間に集中させる。

「 先生…もっと速く、激しくして! 」

奈津子の動作がその声に応じてさらに速度を増した。