かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」 -125ページ目

官能小説「放課後の夜」六十四

「 すごい濡れてる…気持ちいいんですか?先生…。 」


手の動きは止めずに、良雄は奈津子に問いかける。


「 ふ……う、うん…。 」


奈津子ははっきりとは答えないが、問いかけられて良雄をチラと見た時の流し目は、まるで何百年も快楽の海に浸かっている異世界の住人のように艶めいて良雄を惑わせた。


(ああ…先生、すげえ色っぽい…。)


良雄の視界が、奈津子の色香にほだされて霧を吹いたようにぼやけていく。


それでも手だけは別人のものみたいに動き続けて悦楽に濡れる奈津子の秘部を刺激する。


「 は……ああ…あ…。 」


次第に奈津子の様子が変わってきた。口を半開きにしたままシーツを強く握りしめ、もう片方の手は良雄の肩を掴んで快楽の深さを伝えるために力がこもっていく。


「 あああ…ダメ…。 」


奈津子の変化を感じて、良雄は少し体を起こして奈津子の顔をじっと見つめる。


これから何が起こるのか。どんな顔をするのか。


(先生のこの顔を、目に焼き付けておきたい……。)


良雄は手の動きに激しさを加えた。


ブチャッ、ピチャッと淫らな音が聞こえてくる。


「 あああ!……イヤ、ダメ…イっちゃう! 」


奈津子が絶叫する。


(イっちゃう?本当に…?先生!)


いよいよか、と良雄の胸は躍る。


「 いいですよ…先生、イっちゃってもいいんですよ…! 」