かわぞうの小説集「官能小説・ひとりごと・etc」 -124ページ目

私的 桃太郎伝説 7

桃太郎は抑えきれない衝動を感じ、かつてないほどに隆々とそそり立つ一物をふんどしから解放して男の子に近づきました。



迷うことなく、男の子の尻の穴を通じてその体を貫きました。



腰を振りました。



はじめは二人とも苦悶しているようでしたが、だんだん顔がだらしなくなってきて、しばらくすると、桃太郎は「うっ」と呻いてうなだれました。



桃太郎は、その時はじめて放出の快感を味わったのでした。



桃太郎は今まで以上に男の子を愛おしく思いました。しかし、そんな桃太郎をよそに男の子は何も言わずにその場を去ろうとしました。痛そうに、腰のあたりを手で押さえながら。



「 どうした?痛いのか?帰りたいのか? 」



桃太郎は焦って男の子の機嫌をうかがいます。それでも男の子は黙って歩き続けます。



そうして、ついに無言のまま、男の子は自分の家に入ってしまいました。



桃太郎はかつてないくらいうろたえました。男の子の家の引き戸をドンドン叩いて男の子を呼びました。



すると男の子の母親が出てきて「どうしたの!あんた、またうちの子を泣かして!」とどやされてしまいました。



桃太郎は、がっくりと肩を落として帰途につきました。



そして、それ以来、男の子は桃太郎に近づかなくなってしまいました。



桃太郎が丘をおりて林の中や川で男の子を見つけても、男の子はすぐにどこかに逃げてゆきます。



桃太郎は、深く深く落ち込みました。