ラドヤード・キプリングの海山物語 「ジョーンズ青年の寓話」その1|青年は自意識過剰 | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム

『ジャングルブック』『少年キム』で有名な英国のノーベル文学賞作家、ラドヤード・キプリングの短編集『海山物語』の全訳をお届けしております。

 今回からは、「ジョーンズ青年の寓話」。舞台となるのはサセックス州ロッティンディーンの射撃場/ライフルクラブ。これは、ボーア戦争での英国軍の苦戦を見たキプリングが、予測されるドイツとの戦い、ヨーロッパでの大戦争に向けた民間義勇兵の育成のため、1900年に設立したものです。(ちなみに、『シャーロック・ホームズ』で有名なコナン・ドイルも、同様の射撃場を設立したようです。)

 

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