高校入試では
なぜ偏差値を
用いるのでしょうか
今から25年以上前
埼玉県の高校入試の現場から
この偏差値教育とも言いましょうか
偏差値を使った進路指導が
追放されました
正確に言えば
公教育
中学校の進路指導の現場からは
脱偏差値教育
中学校の先生が
偏差値を使って進路指導をすることが
禁止されました
しかし
その後も
民間教育の場では
偏差値を使っていますが
それは
高校入試は
その高校の入試当日の
得点順に合否が決まりますので
学力テスト(模試)を受けた時に
一番知りたいことは
自分がどの程度の位置にいるのかということ
繰り返しますが
高校入試では
ある一定の点数以上の人を合格
というふうにしているわけではなく
その日の試験を受けた人で
点数の高いほうから順に
特に公立高校の場合は
定員ぴったりの人数までを
合格にします
自分が
全体の中でどのあたりにいるのか
ということを
テストの難易度
いわば平均点が高いか低いかや
受験者の数に左右されることなく
判別することができるのが
偏差値ですから
かつて言われたような
偏差値が悪の枢軸みたいな話では
ないと思います…
実に客観的に判断できる
便利なモノサシだと思います