Vol.46 「専門家ってなに?」 | 福祉に関わる人たちへ

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人生はどれだけ多くの気づきを経験したかで、如何様にもなるものです。誰かが言っていますよね。「人は思うようにならないと言うが、そう思っているという意味では、思い通りになっている」と。

こんにちは、「障害者じゃなく、支援者が変わろう!」です。 


福祉に専門家が必要かどうか?

僕は、今になっては、もういらないと思う。
「いらない」と言う意味はちゃんとある。


パン作りだって、作り方をまったく知らない、パンを作った経験もない人が
今日から、東京の1等地でパン屋を経営してくれと頼まれても出来ないだろう・・・

同じようにただ単に、誰がやっても福祉なんて同じだと言ってるわけじゃあない。


よく、パンの道10年だの20年だの言って、ベテランパン職人みたいに言われる人がいる。
はたして、本当にそうだろうか?

僕は実際に見てきて、違うと思う。
今日入ってきたばかりの人でも、パンに対する愛情とお店への愛情がある人の方が、
よっぽど、いいパンを作る。何より、楽しそうに振舞う。

どの世界でも同じで、ただ飯を食うために、毎日毎日、機械のように作業をこなしていたって
何にも気づけやしない・・・

自分の中にしっかりした軸(マインド・セット)を持たなければ、職人でも専門家でもないということ。


そう考えると、今の福祉はどうだろう?

福祉について学ぶところは山ほどある・・・
じゃあ、その学校行って、卒業して、福祉の世界に入って、何するんですか?

しかも、限られた小さな箱(施設)で何をしていくのだろうか?


答えられる支援者がどれだけいるのか?


支援方法を学ぶことや、関係機関と情報共有することなんて専門家でもなんでもない。


前にも書いたかもしれないけど、どんな職業や人間関係でもそこに「真実の愛」が存在するのかどうか?

「現実問題、食っていかなきゃいけない」「この不況の世の中で、安定した仕事だし・・・」
なんていう声が聞こえてきそうだ・・・


むかしの僕は、自分自身もパートナーも含め、障害や世間体というものに向き合うことが多かった・・・

だから、障害者を支援することで、自分たちを認めさせたいという思いが無意識下に存在していた。


「障害は障害じゃないんだ」「健常者も障害者もないんだ」なんて・・・



障害者のため、世の中のため、自分の使命・・・
幼い自分がいた。



形に囚われてばかりいた。



なんにもないのに。
本当は・・・



障害者が自立していくことが目的ですか?

企業が支援者の役割を果たせるようになることが目的ですか?

両方達成できたら、支援者の皆さんはどうします?


障害者のみなさん、支援者のみなさん、

【福祉の専門家】とはなんですか?