その日、彼女は静かに身を預け、しなやかな背をゆるやかに弧にして膝をついた。
背筋をなぞる指先に、ほのかに熱を帯びた吐息が絡む。
柔らかく熟れた果実のような肌は、触れるたび微かに震え、
その甘やかな体温が私の感覚を深く満たしていく。
舌先を軽く滑らせると、肌から立ちのぼる香りが仄かに濃くなる。
その中心――秘めやかな割れ目に舌を忍ばせ、
果肉を押し広げるようにゆるやかに舐め回す。
上下に、左右に、果汁を引き出すかのように丁寧に。
一瞬ごとに彼女の身体はたゆたい、
艶やかな吐息が次第に熱を増し、抑えきれない声がこぼれ落ちる。
私はしっかりと両手で彼女を支え、
その熱情を解き放ちながらも決して逃がさない。
その姿は淫美にして気高く、
熱を秘めた熟れた桃が、ゆっくりと蜜を滴らせていく。
やがて言葉では表せぬほどの声が、
果実が砕けるかのように彼女の口から解き放たれ、
その瞬間、芳醇な蜜が甘やかな香りをまといながら溢れ出した。
二人の間に満ちる静かな熱と余韻。
私はただ、その淫美なひとときを慈しむように味わっていた。
