4月に受けた、PET検査の結果を聞きました。
結果は「心臓サルコイドーシスではない」でした。
特に癌なども見つからず、ほっとしました。
あと、右の肋骨が折れて、
いつの間にか自然治癒していたそうです。
全然気がつかなかった・・・笑ってしまいましたが、
内蔵に突き刺さるような怖い折れ方ではなくて、良かった、よかったです。
正式病名は、まだ決まりません。
先生のお話では、拡張型心筋症でほぼ間違いないのですが、
これからもいくつかの検査が続き、
正式病名が決まるのは、7月中旬以降になるでしょうとのことでした。
MRI検査
午後からは MRI検査でした。
造影剤を注射する時、針を指す痛みがありますが、
これは採血や点滴をする時と同じレベルです。
あとはカプセルのような狭い空間の中に横たわり、
小一時間ほど「息を吐いて、吸って、止めて」
の繰り返しでした。
MRI検査は初めてでしたが、
私は閉所恐怖症ではないようで、
「吐いて、吸って、止めて」で
息苦しくなることもなく、
すっかりリラックスしてしまい、
ひたすら眠かったです。。
何度か寝落ちして「吐いて、吸って」を聞き逃し、
「止めて」でハッと我に返るありさま・・・。
この MRI検査が混んでいて、なかなか予約が取れず、
三ヶ月も待ったというのに。
ともあれ無事終了して、よかったです。
BNP の推移
BNP値は、心臓の機能が低下して、
心臓への負担が大きいほど高くなる数値のこと。
18.4 以下が良いと言われています。
今回(2023年5月)のBNP値は、 68 でした。
先月4月のBNP値もまったく同じ 68でしたので、
横ばい状態です。
最近ずっと低血圧と睡眠不足の日が続き、
身体がだるい、つらいと感じることが多く、
「もしかしてBNP値が大きく悪化しているのでは」
と心配していたのですが、
「悪化はしていないけれど、改善もしていない」
でした。
ところで今回からは、
NT-proBNP値も指標に加わり、
次回からは、BNP値よりもNT-proBNP値を重視していきましょう、
ということになりました。
BNP値とNT-proBNP値には
正の相関関係があるわけではなく、
単純に比較はできないようですが、
ざっくりと
BNP値が40-100、
NT-proBNP値が125-400 なら
「軽度の心不全の可能性があるので精査、経過観察」
BNP値が100-200、
NT-proBNP値が400-900 なら
「治療対象となる心不全である可能性があるので専門医による精査要」
とのことです(社団法人日本心不全学会HP)。
〈これまでの経緯まとめ〉
2023年5月(通院)BNP 68 / NT-proBNP 212
2023年4月(通院)BNP 68
2023年3月(通院)BNP 109
2023年2月(通院) NT-proBNP 944
2023年1月(通院) NT-proBNP 1,093
2022年12月(退院時)BNP 257
2022年12月(入院時)BNP 1, 060
(2023年1月と2月は、単位がBNPではなくNT-proBNPになっています。)
EFの推移
EFとは、心臓(左室)の収縮力(ポンプ能力)を測る指標です。
通常の駆出率は50-60%以上。
今回は心エコーをやらなかったので、
EF値は出ていません。
これまでの推移は、
2023年2月(通院) 30%
2022年12月(退院時)22%