慈悲の怒り
こんにちは、ラックス アンリミテッド カイロ
の森本です。
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先日、路上喫煙者のタバコのポイ捨てを注意した時に、体が震えるほどの怒りを感じました。その時に「怒りのエネルギー」の扱い方について、クライアントからある1冊の本を紹介してもらいました。
この本は主に3.11後の心のマネジメントについて書いてあります。しかしこの考え方は震災に限らず、日常生活の中で感じる不安や怒りとの向き合い方にとても参考になると思います。
気になったフレーズがいくつかあったので紹介させていただきます。
「定型化された欲望の中で、無意識のうちに自動化された行動を取っている。」
「(平均寿命が80歳という日本において)80歳まで生きられると何となく思い込んでいることが、生きることの意味や死ぬことの深い意味について考える妨げになっている。」
「不安の軽減のために安易な判断停止に陥ってしまうことが、より大きな悲劇をもたらすこと。そして不安が開いてくれる世界の奥行きがあること、さらにそこから自分の人生を見つめ直し、生き方を問い直すきっかけが与えられること。」
これらは健康についても全く同じことが言えますね。
そして「怒り」に対しても明確なメッセージがありました。
怒りの心には2つのタイプがあり、1つは慈悲の心から生じたもの。もう1つは悪意から生じたもの。
一般的に怒りは良くないとされているのは悪意から生じた怒りを指しています。では慈悲から生じた怒りとはなんでしょう?
慈悲から生じた怒りは「行為」に対して向けられるものです。逆に悪意から生じた怒りは「人」の向けられ、暴力や恨みなどの悪の連鎖を生みだします。
タバコのポイ捨てをした「人」を非難するのではなく、ポイ捨てという「行為」に対して怒る。さらにその怒りを「なぜその行為が行われたか?」という原因の探求に向けられるといいと書いてありました。
今後、路上喫煙やポイ捨てを見かけた時の怒りを上手く変換していこうと思います。

