「ほら。ここからもっとエキサイトするぞぉ。



『金星』に着陸するから、わしの手をしっかり握っておるんじゃよ。」



そう言ったと思ったら、あなたの身体が急降下していき



地面らしきものが、だんだんあなたの目の前に近づいてきました。



そして、ふわぁっっと一回身体が宙に浮かんだとおもったら、



ゆっくりと足から着地することができました。



「ほら、ここがわしの若いころの『金星』なんじゃ。



そなたらが住んでいる時代の、数億年も前なんじゃ。



お~。言い忘れとったわい。わしの名前は『アシュタール』と言ってのう。



金星の言葉では『愛』という意味があるんじゃ。

これから若いころの・・・、つまり若い『アシュタール』をさがして、



こっそり、気づかれんように『若きアシュタール』の行動を観察してみよう。



若き頃のアシュタールは、コマンダーアシュタールと言ってのう。



地球で言う、『司令官』で、まっ 軍隊に属していたんじゃ。」



歩きながら、周囲を見渡すとそこは地球の風景とよく似た感じがします。



しかし、地球と違うところは、自然も残されていますが、自動車といったような



乗り物ではなく、飛行機の様な乗り物が空中を行きかっていました。



どうも、その乗り物が地球でいう自動車の役割をしているように見えました。



あなたがキョロキョロしていると、アシュタールじいさんは、あなたに何か



手渡してくれました。

 
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