ひふみ神示 第28巻 夏の巻
第一帖 第二帖
宇咲愛訳

与えられたモノ、そのモノを喜ぶ様にすれば
楽に行けるように、生活も楽しい 楽しいと
楽しんで暮らしていけるようになっているのです。

宇宙にはあり余るほど充分豊かなものがあります。

そして、もちろんこの惑星にも同じく充分豊かな
ものが存在しているのです。

それを感じて、活かして使ってみましょう。

何故、そんなに生活にアクセクするのでしょう。

宇宙からの溢れんばかりのゆたかなモノを
見失っているだけなのです。

物質世界の道理にはまっていってしまうと
溢れんばかりの豊かさは、有限となってしまう
のです。

自分の周りの全てに感謝することで
「喜び感謝」の波動があなたに今起きている
様々な事の必要性が判ってくるでしょう。

今のあなたの成長拡大に必要だから起きている
事柄が判ってくるでしょう。

其の事がわかってくると自ずともっと
喜びが増し感謝があふれてくるでしょう。

自分自身をまず愛しましょう。

宇宙の愛を感じるでしょう。

そこには、信じるということが必要なのです。

自分の周りの出来事それぞれに於いては
その時に応じて処理をする必要があるでしょう。

ただ、その場合は、「あなたの本質」と繋がり
余裕をもっての処理が必要でしょう。

繋がりの綱を長く持っておくとよいでしょう。



第一帖
 与へられたもの、そのもの喜ぶようにすれば楽にゆけるよう、暮しむきもたのしたのしで暮せるようになってゐるぞ。あり余る程 与へてあるでないか。生かして使へよ。生活に何故アクセクするのぢゃ。与へてあるもの殺すから自分も死の苦しみするのぢゃ。有限でなければモノは顕われないぞ。モノに顕わすと有限となるのぢゃ。総てに感謝せよと申してあろうが。総てのものに、それ相当の意義あるぞ。全体的には喜びせねばならん。愛をもって接しなければならん。信をおかねばならん。ぢゃと申して局部々々に於ては、それぞれ、その時に応じて処理せねばならん。只その場合は、ゆとりをもって処理せよ。綱長くしておかねばならん。

「空」が喜びの原点なのです。
「空」の「空」は「無」でもあるのです。

内側から外側に向かって行く、まるで
渦が広がるような思考が「空」の思考なのです。

この思考は全ての源は「内側」にあるという
ものなのです。

外から内側に向かって行く思考は、外国の
思考です。

外から説く宗教や哲学や科学が根本の本質を
判りにくくしているのでしょう。

根本の本質を判らずして、「生命」という本質が
判ることはないのです。

今、あなた方の住む地上は、宇宙の法則から
の視点でみると、まったく逆の発想をしている
のです。

元からお伝えしていく必要があるでしょう。

「空」から出て「空」に還って、
「無限」から出て「有限」の形を成し、

形を成した「有限」すなわちここで言う有限とは
肉体を持つ人間とも言えるでしょう。

その人間がまた形を持たない「無限」という世界に還り
次にまた、「有限」という肉体をもった形で誕生して行く
のが真実の法則なのです。

魂エネルギー体と肉体を用いて表現すると
とても理解しやすいかと思います。


第二帖

   がよろこびであるぞ。また  の  はムでもあるぞ。内から外に向って行くのが  のやり方、外から内に向って行くのが、がいこくのやりかた。  から  に行くのは、マコトが逆であるから、マコトのことは判らん。外から行く宗教や哲学や科学が元を判らなくしてゐるのぢゃ。元わからんで生きのいのちの判る筈ないぞ。今の世は逆様ぢゃ。先祖から正せよ。原因から正して行かなならんぞ。   から出て  にかへり、無限より出て有限に形し、有限から無限にかへり、又有限に動くのがマコトのやり方であるぞ。マコトの理解者には甘露の水ぞ。