ひふみ神示 第18巻 光の巻
第六帖 (四〇二) 



宇咲愛 翻訳

今世界の人々では、なぜこのような出来事が起こっているのか、
わからないようになってきます。
しかし、この状態は人間のなせる業ではない
という事だけは世界中の人々が理解してきています。

この惑星の
全ての人々が理解できるまで、様々なできごとが
おこるのですよ。

この惑星、地球の女神ガイヤと宇宙の創造主とが協力し合い
この惑星には、
「闇」がなくなり「光」の世界がやってくるのです。

この3次元の方々には、想像もつかないでしょうが
「光輝く素晴らしい世界」
となるのです。

その世界は、とても楽しく、素晴らしい美しい世界なの
ですよ。

3次元のこの惑星の多くの人々の思考に於いては
「では、悪人を処罰してこの世から抹殺するのだ」という
単純な発想になるかもしれません。

しかし、悪人を処罰して肉体を滅ぼしたところで
魂はどうなるのでしょう?

魂というエネルギー体は、そのまま永遠に存在
するのです。

エネルギー体が残る、ということは、この世界は「光」のみの
世界ではなく、肉体を持っていない悪のエネルギー体は
存在し続ける、という解釈ができるでしょう。

「自分たちの目に見えるモノのみ消去すればよい。」
というような解釈をするのでは、なく「魂レベル」

あなたがたの目に見えないレベルでの出来事を解決して
いくことが重要なのです。

「悪人」を「改心」させればよいのです。
「悪人」と呼ばれている存在の「魂」レベルに行き
その魂の中の存在からネガティブなエネルギーを
宇宙に手放し、そしてポジティブなエネルギーが
維持できるようにサポートするのです。

あなたがたは、「二元論」に走りがちですが
宇宙の法則は、二元論で動いているので
はないのです。


双方が調和しバランスを保って存在しているのです。

男性の中に女性性が存在し、女性の中に男性性が
存在するように、双方には、各々のエネルギーが
存在しているのです。

ということは、悪人の中にも善人の魂が存在している
のです。
悪人の中の善人のエネルギーを拡大させていくので
す。光を与えるのです。愛を注ぐのです。

それを実行することが「ミロクの世」に繋がり「喜び」
の世界になることを、申し上げているのですが、なかなか
理解せず、実行しないのです。

宇宙からのこのメッセージが理解できる存在のみ
で、結構です。

理解し、目醒めた人から実行に移してください。

小さな単位の話ではなく、大きな枠組みで実行
して行ってください。

個人個人の対応ではなく、集団的無意識をあげていく
のです。

集団的無意識をポジティブにしていくことが
やがて、その集団達の将来は集団的無意識の
なすがままになっていくのです。

集団的無意識にフォーカスしてください。


今に世界の臣民人民 誰にも判らん様になりて上げも
おろしもならんことになりて来て、これは人民の頭や力で
やってゐるのでないのざといふことハッキリして来るのざぞ。

何処の国、どんな人民も成程ナアと得心のゆくまでゆす
ぶるのであるぞ。

今度は根本の天の御先祖様の御霊統と根元のお地(つち)
の御先祖様の御霊統とが一つになりなされて、スメラ神国と
ユツタ(ユダヤ)神国と一つになりなされて末代動かん光の世
と、影ない光の世と致すのぢゃ、今の臣民には見当とれん光
の世とするのぢゃ、光りて輝く御代ぞ楽しけれく。

悪い者殺してしまふて よい者ばかりにすれば、よき世が来ると
でも思ふてゐるのか、肉体いくら殺しても魂迄は、人民の力では
何うにもならんであろがな。

元の霊(たま)まで改心させねば、今度の岩戸開けんのぢゃぞ、
元の霊(たま)に改心させず肉体ばかりで、目に見える世界ば
かり、理屈でよくしようとて出来はせんぞ、それ位 判って居らうが、
判りて居り乍ら他に道ないと、仕方ないと手つけずにゐるが、
悪に魅入られてゐるのぢゃぞ、悪は改心早いぞ、悪神も助けな
ならんぞ、霊(たま)から改心させなならんぞ、善も悪も一つぢゃ、
霊も身も一つぢゃ、天地(アメツチ)ぢゃとくどう知らしてあろが。

何んなよいこと喜ばして知らしても、聞かせても、今の臣民人民 
中々云ふこときかんものぢゃぞ。この道にゆかりある者だけで型出
せよ、カタでよいのぢゃぞ。六月三十日、ひつぐの神。