途中の感想 にも書いた通り、今回のアニメの軸となるエピソードがあおいの富士山リベンジ編であったことは確かなのですが、実はその話が描かれていたのは実質ラスト2回だけで、あおいが山登りの仲間たちとクリスマスパーティーや渓流釣りなどを楽しんだり、進級記念写真撮影のためクラスメートたちの簡単な登山を引率したりするなど、山登りの仲間たちやそれ以外の仲間たちとの日常風景の描写も割と多かった印象がありました。
そして、ラスト2回で満を持してあおいの富士山リベンジ編へ。彼女の場合、もちろん天候などの外的条件によって左右される部分もあるのでしょうが、それ以上に、彼女自身が神経質になり過ぎて自らのコンディションを悪化させているような気がしました。そんな彼女を簡単に引き返させることなく頂上まで辿り着かせることが出来たのは、あおい本人ばかりではなく、ひなたをはじめとした周りの仲間たちの成長によるところも大きかったような気がします。