時は1999年、秋葉原のメイドカフェを舞台にした、メイドたちが血で血を洗う任侠物…という一見クレイジーな表現がガチで当てはまってしまう作品で(苦笑)、つい先だっての夏アニメに安倍氏の銃撃事件によって放送内容が一部変更になってしまった作品 がありましたが、本作こそ、当時放送されていたら、或いは作品全体がお蔵入りを食らっていたかもしれませんね(苦笑)。
勿論、任侠物とはいっても、ただ単純に緊張感が溢れたヤバい作品ではなく、「任侠」も含めたかつての日本社会的なものに対して大いに皮肉を込めたコメディチックな作品だったりもするのですが、ただ、そのコメディチックな内容を登場人物たちがあくまで真剣な顔でやってのけるので、見ているこちら側としてはたまらなく面白いんですよね(笑)。