診察で決定した三度目の手術。(9/26 診察後) | 痔主のぼやき。(肛門科 札幌いしやま病院 入院 手術 内痔核 肛門周囲膿瘍 ジオン シートン)

痔主のぼやき。(肛門科 札幌いしやま病院 入院 手術 内痔核 肛門周囲膿瘍 ジオン シートン)

痔の人って多いみたいで、種類もさまざま。痔のことなんてよくわからん!そんな方々に自分の症状や手術、入院体験を見てもらって少しでも不安を取り除いてもらえればと思ってブログに残しておこうと思いました。

さて、
『肛門周囲膿瘍』という
新しい病名を与えられた私は
手術室にいます。

点滴されて
手術台に座る姿勢で腰椎麻酔の準備。
相変わらず右側の肛門の横、
おしりのほっぺたが一番出っ張っている部分の奥が腫れてるので、まっすぐに座れない。
左半分のお尻のしたに座布団くらいのクッション敷いて
左手をついて体重支える態勢。

2日前のときは
両足が麻酔効いたままのこの態勢だったので、
今とても辛いんだけど、このときよりは全然マシ。



看護師さん1人が正面でサポートしてくれる。
大丈夫ですか?って言われたから大丈夫っては言ったけど
わき腹に変な力を入れてバランスとってるのでつらい。

手術始まってる頃には右側だけ身長のびてたり。



背中に麻酔刺される。
態勢ツラいからか、痛み感じず。

3分くらいでお尻が麻酔効いてきたので、恐る恐る患部に体重かけてみる。
痛くない。
真っ直ぐ座って、わき腹がつりそうなのをこらえつつ
そのまま麻酔を馴染ませる。

麻酔効いてきたのでうつぶせに。
血圧測ったりなんだり。

すでにポワーンとまったりモード。
麻酔がきくのがはやいのは凄く安心。
マッサージの店に来たような感覚で手術を待つ。

少し居眠りしたかもしれないくらいの心地よさ。
まだ理事長は来ない。

他の手術してるのかな?とか。
自分の他に少なくても3人は手術室にいる。

自分は大きな手術室にいて、
開いたままの自動ドアの奥は、広い通路を挟んで
何台かの手術台が並んだ手術室がある。
そっちも麻酔かけたり手術してたりしている。


理事長登場。
『今度はしっかりやりますからね。』

いや、前回もしっかりやってくれてます。ありがとうございますって気持ち。

腰にレーザーメスの電極?冷たいシップみたいのを貼られたような。

多分始まってる。
でも触られてるくらいの感じしかしない。

マッサージ気分でまったり。




しばらくたったのかなぁ。
まったりモードで時計確認してない。

皮膚の溶けたにおいが鼻をつく。
慣れない、いやーなにおい。

けっこうなドレスアップしてるのかなぁ。

でもまったりモードに戻る。


マッサージ終了
いや、手術終了。

理事長先生
なんか少し開いて中をきれいにしたとかそんな説明を軽くしてくれて

『時間はかかるけど、きちっと治しましたんで。』

この言葉。凄く記憶に残ってる。
ま、安心したのはたしか。


でも、
時間はかかるけど、きちっと治しました。

進行形と、過去形。

なにが変なんだろ?

普通なら
(手術に)時間はかかったけど、きちっと治しました。
もしくは
(これから)時間はかかるけど、きちっと治ります。


これ、
理事長的には、
手術で炎症を確実に止めたから手術は過去形。
んで、
これからは私の治癒、回復力によって治り方がきまる。
だから進行形。

勝手にそう結論づけることにする。

不思議だ。
奥が深い言葉だ。

ま、理事長的には
なんとも思ってないんだろうけど(笑)



しかし私も
自分でいうのもなんだが
なんでもポジティブに考えるよなぁと



病室に戻ったあとは
37度後半の熱が続いていたが、
昨日、おとついがひどすぎたので
気分は平熱です。
麻酔も効いてていい気分♪


水分OKまであと6時間、
2日半ぶりの晩御飯まであと7時間。