『新堂冬樹作品集パート⑬』
55作目
たったひとつの花だから(中央公論新社)
●2013年8月刊行
〇白新堂
希…18歳。ギャル雑誌のカリスマ読者モデル。
沙紀…23歳。美容師。亜里紗…30歳。
服飾デザイナー。妙子…42歳。
インポートショップ・オーナー。バツイチ。静子…55歳。
元キャビン・アテンダント。
そして、翼…フラワーショップ「花言葉」店長。
五人の女性を愛するって罪ですか?純粋過ぎる想いが、
愛する人を傷つける…。
その生い立ちゆえに、
複数の女性を同時に愛する青年の、真実の愛を探す物語。
56作目
逃亡者(角川春樹事務所)
●2013年11月刊行
●黒新堂
新進お笑い芸人の黒崎は、
日課としている犬の散歩中にライターを拾う。
安月給の黒崎には手が届かない高級ブランドもののジッポライターだった。
だがそれは、悪夢の始まりだったのだ。
翌日、アパートに帰ると部屋は荒らされており、
正体不明の三人組に狙われてしまう。さらに、
アパートの大家殺害の犯人に仕立てられてしまった黒崎は、
警察とヤクザから追われることになってしまう。
次々と襲いかかる危機。
突然のサバイバル状況におかれた黒崎は、
果たして生きのびることはできるのか?
57作目
キャバクラ探偵事務所
●2014年一月(河出書房新社)
●灰色新堂
「道玄坂探偵事務所」の調査員・千里に与えられた
極秘任務はキャバクラ「アイドル☆ピット」への潜入捜査!?
ターゲットは警視庁警視のエリート刑事。
警察と美人探偵の戦いが幕を開けた!
58作目
瞳の犬(角川書店)
●2014年10月
〇白新堂
父から虐待を受けた介助犬トレーナー。
子供の頃の事故で10年以上も口がきけなかった少女。
飼い主に捨てられたラブラドールレトリバー。
彼らの小さな夢が新たな介助犬を生み出そうとしたが……。
感涙必至の物語!
59作目
小女A(祥伝社)
●2014年10月刊行
●灰色新堂
気高き魂の遍歴を描くエンターテインメント衝撃作!
“トップ女優になる"との誓いを胸に上京した小雪。
大手芸能プロの高慢な姿勢に失望し、
街頭スカウトの井出を頼って主役のチャンスを?むが、
そこは、アダルトビデオの撮影現場だった!
“AVなら1年で大スターになれる!
"井出への愛と協力でトップに立った小雪。だが、
誇りの前で心は揺れていた……。
吉沢明歩さんの感動の言葉も尽きることなく。
「AV女優という特異性が、私を華やかにも、臆病にもします。
選択肢が将来の希望に繋がっていると信じたからこそ踏み出せた。
そこに非難される理由があるのでしょうか。
かけ離れたストーリーではない。
いつかは訪れるであろう苦難に立ち向かうための
エールをいただいたような気がします。
身近なストーリーだからこそ
深く胸をえぐられるような感覚をあじわいました」
60作目
熱血教師カオルちゃん(角川春樹事務所)
●2015年㋇刊行
〇白新堂
都立高校の教師として1年生の担任をすることになった、
一文字カオル25歳(男)。
教師の理想像をめざすカオルはヤンキー上がりの
母親のお節介や、学校の問題児とのからみあい、
嫌みな教頭との対立にもめげずに、
情熱と信念で突き進む。
生徒たちの心をつかみ、
カオルは「金八先生」のような立派な教師になれるのか?
笑って泣ける、青春ドラマ!
61作目
ホームズ四世(講談社)
●2016年㋇刊行
●灰色新堂
あの名探偵シャーロック・ホームズの曾孫は、
新宿歌舞伎町のナンバーワン・ホストになっていた!?
こんなホームズ、見たことない! 新堂冬樹しか書けない、
掟破りのホームズ×ホスト×アドベンチャー!
歌舞伎町のホストクラブ「ポアゾン」のナンバーワン・ホスト、
木塚響の「太客」である加奈が失踪した。今こそ、
曾祖父であるシャーロック・ホームズから受け継いだ、
響の卓越した推理能力を発揮する時!
その調査の途中で響は美女探偵・桐島檸檬と出会う。
彼女はなんとホームズの盟友、ワトスンの曾孫だった!?
しかも失踪事件の背後に潜む巨悪は、
ホームズの宿敵というべき「あの男」の血を継ぐ者・・・!?
現代のベイカー街と化した歌舞伎町を舞台に、
とびきり異色なヤング・ホームズの大胆不敵な冒険が始まる!
62作目
新宿歌舞伎町学園(角川書店)
●2016年11月刊行
●灰色新堂
米、露、仏、韓、日…ワールドクラスの不良たちと、
究極の秀才たちが集まる「私立新宿歌舞伎町学園」。
学園のバックには日本有数の財閥があり、
将来の日本を制覇する人物の育成を主眼としていた。
ある時、小笠原から純朴な少年・真之介が学園にやって来た。
驚異の身体能力を持つ真之介は、
“四天王”と“三銃士”と呼ばれる猛者たちとともに、
学園の天辺をめぐる戦いに巻き込まれていくが…。
新堂節フルスロットルの学園バトルアクション!
63作目
制裁女(徳間書店)
●2016年2月刊行
●黒新堂
「あなたが流した涙以上に、その男に血を流させてあげる」
女性6人のチームが女の敵を胸のすくやり口で罠にハメて
破滅に追い込む痛快復讐劇。
チームは司令塔に六本木にあるラウンジのママのほか、
獣医、地下アイドル、歌舞伎町のナンバー1キャバクラ嬢、
堅物の高校教師、空手黒帯の女子大生といった面々。
美しくも怖ろしい女たちが暴れ回る!