『新堂冬樹作品集パート⑫』 | 新堂冬樹オフィシャルブログ「―白と黒―」Powered by Ameba

『新堂冬樹作品集パート⑫』

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50作目

 

哀しみの星

20122月(角川書店)

●灰色新堂

<あらすじ>

君は、なにも悪くない―幼き頃、実母に殺されかけて心に傷を負った沙織。学校では優等生を演じながら、誰にも心を開かず、再婚した父と義母に反抗を繰り返していた。ある時、沙織は公園で盲目の青年と出逢った。なぜか彼の声は荒んだ心に入り込み、弾む気持ちを取り戻す自分がいた。だが、彼の幼馴染みという女性が現れたことで、沙織はふたたび心を閉ざしていく…。

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51作目

 

傷だらけの果実

20129月(河出書房新社)

●灰色新堂

<あらすじ>

黒瀬裕二(33歳)、映画プロデューサー。

自らの才能によって若くして芸能界でのしあがった男。

ある日、映画のプレ・オーディションの席で会った女優の姿を見て、

突如、「あの日の記憶」が蘇る―15年前、

「緑」とともに駆け抜けた無茶苦茶な、しかし熱く、激しい、青春の記憶。

サークルの新歓コンパの帰り道、新宿の路上で、

裕二は大学のクラスメイト・菊池緑に出会った。

緑はクラスの女の子に誘われ、

初めてコンパとホストクラブに行ったこと、

そこでいかに惨めな思いをしたかを切々と語る。

それを聞きながら次第にイライラしてきた裕二は言い放つ。

「お前、こうありたいって自分になるために、

努力しているのかよ!?本気で変わりたいのなら、

できるだけ早く、まずは50万を用意しろ。

それがスタートだ。約束する。

俺が、なりたいお前にしてやるよ」

2週間後―裕二の前に、50万円を握りしめた緑が立っていた。

目指すは11月に大学で開催される学園祭のミスコン。

そして待ち受ける、衝撃と感動のラスト。

構想から3年―著者が初めて大学を舞台に描いた、

青春&狂気の極上エンターテインメント。

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52作目

 

君想曲

201211月(双葉社)

〇白新堂

<あらすじ>

人気作詞家の遼と3年前に出会い、遼の穏やかさに包まれ、今は婚約者として仲むつまじく暮らす聖。遼は「君想曲(きみそうきょく)」の創作に取り組む中、交通事故に遭ってしまう。一命は取り留めたものの後遺症で、人格が大きく変わってしまった遼に戸惑う聖は─。

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53作

 

別れさせ屋の恋: パルフェタムール

 

20131月(ポプラ社)

●灰色新堂

<あらすじ>

プロの色事師「別れさせ屋」。政治家の愛人だろうがトップ女優だろうが落としてきた主人公・俊が、清楚で妖艶な対象者・栞に惹かれていく。互いの過去が交錯する衝撃の結末!絶対に堕とす男と、絶対に堕ちない女の「究極の恋」。

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54作

 

溝鼠 最終章

☆溝鼠シリーズ三部作完結編

20131月(徳間書店)

●黒新堂

<あらすじ>

誰よりもカネに執着し、自分しか信じない男・鷹場英一を

主人公とした「溝鼠」シリーズの完結篇。

第1弾の「溝鼠」で宿敵の父親の息の根をとめ、

実姉すら見捨てた鷹場。

第2弾の「溝鼠VS.毒蟲」を経た完結篇では、

同じDNAを分かつ母親違いの弟・赤迫慎吾と対決する。

慎吾は、鷹場があの世に送った父親を尊敬していた。

その仇を討つため、英一抹殺に乗り出す。

騙しあいと暴力、これ以上汚い闘いはない「新堂ワールド」!