『新堂冬樹作品集パート⑤』
17作目
僕の行く道☆文部科学省選定作品
●2005年2月(双葉社)
〇白新堂
☆2009年 全国ロードショー 主演 阿部サダヲ 鈴木京香
<あらすじ>
離れて暮らす母に会うため、小学3年生の沖田大志はひとり、
旅に出る。途中、さまざまなトラブルが大志に降りかかるが、
行く先で出会う人々の優しさに助けられ乗り切っていく。
心細い思いをしながらも健気に旅を続ける大志は、
果たして母に会えるのか?
18作目
聖殺人者
☆悪の華シリーズ 第二弾
●2005年3月(光文社)
●黒新堂
<あらすじ>
シチリアマフィアのドンの息子・ガルシアは、家族を皆殺しにされ、
東京へと逃げ延びた。新宿で凄絶な抗争を生き抜いたガルシア。
だが、家族の仇であり、今ではシチリアの大ボスとなった
宿敵マイケルが最強の刺客を放つ!殺人マシーンとして
育てられた男、ジョルジオとガルシア、さらに南雲組組長・海豪。
三つ巴の闘いの行方は?鮮烈にして哀切なハード・ボイルドの傑作。
19作目
天使がいた三十日
●2005年6月(講談社)
〇白新堂
<あらすじ>
作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、
子供を身篭っていた最愛の妻を事故で亡くしてしまう。
喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、
借金を重ねた。音楽もやめ、配達の仕事を始めるも解雇される。
何もかも失った一年後のイブの日、自身も旅立つ決意をした
友哉の前に、チョコレート色をしたアイリッシュ・セターが現れる…。
20作目
誰よりもつよく抱きしめて
●2005年9月(光文社)
〇白新堂
<あらすじ>
児童書専門店を営む水島月菜は、児童文学作家の良城と結婚して八年。とても優しく思いやりのある夫―だが、強迫的な潔癖症を患う彼は、愛する妻に指一本触れることさえできないのだった。店の隣のバーで働く年下の青年と知り合い、次第に心惹かれる月菜。しかし彼もまた、誰にも言えない秘密をも抱えていた…。