『新堂冬樹作品集パート②』
6作目
鬼子
●2001年10月(幻冬舎)
●黒新堂
<あらすじ>
売れない作家の袴田勇二は、同居していた母の民子が死んで以来、急に暴力的になった息子の浩に翻弄され続けていた。妻の君江までよそよそしくなったばかりか、袴田の唯一の味方だった娘の詩織が浩の不良仲間に凌辱され、完全に家庭崩壊の危機に直面していた。いったいなぜ、素直な息子が悪魔に豹変したのか?
7作目
溝鼠
●2002年4月(徳間書店)
●黒新堂
復讐代行屋・幸福企画は人の幸せを破壊することだけが生きがいの男たちが集まっている。餌を手に入れるためなら、軽蔑されることなど屁でもない誰よりも金を愛する小ずるく卑しい嫌われ者。
「溝鼠」と呼ばれる鷹場英一。ノアールの極致!
出版界初のR指定作品!!
8作目
悪の華
●2002年10月(光文社)
●黒新堂
<あらすじ>
シチリアマフィアのドンの息子ガルシアは、仲間の裏切りにより家族を皆殺しにされてしまう。逃げるように祖母の祖国日本へ―。
日本の裏社会で類い希な戦闘能力を買われたガルシアは、山王寺組若頭・不破の暗殺を請け負う。が、不破もまた非道極まりない殺人マシーンだった…。
新堂版『ゴッドファーザー』!!
9作目
忘れ雪
●2003年1月(角川書店)
〇白新堂
<あらすじ>
瀕死の子犬を偶然拾った深雪は、“忘れ雪に願いをかければ必ず叶う”という祖母の教えを信じて、子犬の回復を願った。そこへ獣医を目指す桜木が通りかかり子犬を治してしまった。不思議な力に導かれて出会ったふたりは、次第に惹かれあってゆく。
新堂冬樹初の恋愛小説!!
白新堂作品の元祖!